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自分で不安を少し解消してみる方法「不安解消アルゴリズム」🐜

こんにちは、
宇宙人保育士の紀乃です😊

2024年の2月の最終週を迎えました🌼
3月に入ると、いよいよ年度末。

今年度のまとめをしながら、新年度の準備も始まります。

日本ではこの季節に、卒園式・卒業式があり、
入園式・入学式があり‥・入社式もあります。

お引越しをされる方も多い季節ですね。

そんなふうに、環境の変化を迎えるとき、
脳は変化に対して大小のストレスを感じます。

ワクワクとする気持ちを感じられている方も、
たくさんいらっしゃるかと思いますが、
ワクワクしながらも同時にストレスも感じられていると思います。

このストレスの主な源は「不安」です。
不安を感じるのは人間の防衛本能ですから、
良いことだと私は思っています。

一方、不安が大くなると、気分の良くない状態が続いたり、
体の不調を生じたりすることもあるので、
今日は「不安解消アルゴリズム」と題して、
紀乃流の不安との付き合い方のひとつを紹介します。

まず、最初にベースとなる3つのポイントを並べます。
🔵不安になってOK
🔵不安を受け止めよう
🔵不安はある程度自分で解消できる

不安な気分は不快なので、つい、不安から目を背けがちです。

ですが、不安なきもちは、目を背けても解消されないので、
「不安になんてなっちゃダメ!」
などと不安な気持ちを否定したりせずに、まずは
「あ、今、なんか不安だ」
と自分の不安を受け止めてあげてください。

ここまでを、できるからこそ、
「この不安、少し自分で解消してみようかな」
と、この後、紹介する不安解消法を試してみる気にもなれるのです。

では、いよいよ
「不安解消アルゴリズム」
です。

①まず、自分の不安を言葉にできること
例:「私は不安だ」「なんか不安かも」など

紙に書いたり、声に出すとよいのですが、頭の中で言うだけでもOKです
(ちなみに、この方法、不安だけでなく、恐れ、嫉妬…などにも
応用できます)

②どんな不安なのかと言葉にしてみる
例「新しい環境が合わないかもしれない」「勉強(仕事)が難しいかもしれない」など

ちなみに、わりとよく出がちな「ちゃんとできないかもしれない」は
言葉にはできているのですが、漠然としています。
「ちゃんと」「しっかり」…などの漠然としたイメージは、
見えないお化けと向き合っているかのような不安感を生みます。
「ちゃんと」「しっかり」…などの漠然とした言葉が出て来た時は
「ちゃんと」「しっかり」ってどの程度?
何ができないかもしれないって思っているの?勉強?仕事??家事???
と目に見える、絵が描けるレベルの具体的な言葉になるまで、
自分に質問してあげるとよいです。

③不安と向き合えたら、その反対を見ることで、
自分の理想の状態を描きます。
自分がどんな状態になれたら嬉しいかをイメージしてみましょう。
例:難問でなければ自分で解ける、先輩や同僚を頼れば仕事がこなせる、
週に3回選択ができればOKなど

この時のポイントは「自分の状態」というキーワードです。
たとえば「担任の先生が優しい人だったらいいな」「上司がステキな人だったらいいな」「綺麗な教室(オフィス)だったらいいな」「課題(仕事)の量が多過ぎないといいな」と自分の外に理想を描くと、自分の外のことは自分では調整できないことが多く、実際の環境が理想と違った時に、どうしたら良いのかが分からなくなりがちです。

ですので、「自分がどんな状態だったら嬉しいか」をイメージするのです。
例:「割といつも良い気分」「ちょっとがんばればなくあれこれこなせている」「楽しいと感じることが多い」「私、イケてる!って思えている」など

④さきほど③で描いた自分の状態に自分を持って行くためのアクションを決めてやってみる
例:「笑いながら歯磨きをしてみる」「朝起きたら『よし、今日も無理せずがんばるぞと』と言ってみる」「寝る前に『今日も色々あったけど、私、イケてる!』と心の中で唱えてみる」「通学(通勤)しながら『よ~し、楽しむぞ~』と小さくガッツポーズをしてみる」など

ポイントは、誰でもできそうなことをやってみること、そして、繰り返しやり続けることです。

忘れちゃってやらない日があってもOKです。
思い出した時に再開してみてください。

…ちなみに、例はどれも私もやってみたことです。
私は、どのアプローチも効果を感じることができました。

そして、定期的に(できれば毎日)①へ戻って自分の心の状態を確認してください。

不安がだいぶ残っていたら、②→③→④とステップを進み、その後①で確認した気にここまで解消出来たらもういいや、と思えるまで繰り返す。

…ちなみに、私は不安が小さくなった後も
④でやり始めたことの効果がおもしろくて、
今でも続けているいるものもあります。

最近は…と言っても、もう1年以上続いていますが、
朝、その日のスケジュールを確認(転記)する際に、
「タイミングばっちり!嬉しい♪∞笑顔あふれる最幸の人生*^▽^*」
と書いています😉

…脳が慣れてしまわないように、
適度な刺激(新鮮味)を感じてくれるように、
毎回、違う色で書いています😄

おまけとして「不安解消アルゴリズム」で得られる副産物があります。
それは、人に頼る時に、自分の不安を
言葉で伝えられるようになることです。

「不安なの…」「すごぐ不安なの…」
と助けを求めるのもよいのですが、
さらに、何に不安なのか、
さらにさらに、どうして欲しいのか
(話を聞いて欲しい、そばに居て欲しい、一緒に考えて欲しい、など)
を言葉で伝えることができると、助けを求められたお相手さんも
(時と場合によりますが)助けやすくなると思います。

人に、頼るのはOKです。
自分で解消できない時には人に頼りましょう。

不安だけを伝えて、相手に何とかしてもらおうとするのは甘えですが、
どうしようもない時は甘えてOKです。

そんなときは、甘えさせていただいてる自覚を持って、
甘えに付き合って時間を使ってくれることに感謝し、
相手があなたを必要とした時には、恩返しをしたいですね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます😊

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