まず最初に言いたいのは、
「“服のやめどき”は自分で決めて大丈夫です」

もういいかげんこんなヤングすぎる服は着ないでおこうとか、自分のトシにしてはこの服は可愛すぎるからやめておこうとか、こんな派手な服はこのトシではもうおかしいだろうとかは、自分で決めていい。自分が「さすがにこれは」と感じたら、そこで初めて、やめる。

注意してほしいのは、それは、本当に、自分の声なのか？ということ。
「世間的に見ればおかしいだろうから」「誰々に言われたから」「そう書いてあったから」「普通はそうだから」「このトシでそういうのを着ている人を見ないから」そんな理由でその服を着るのをやめようとしてないか？を考える。

それらの理由は、他人軸で自分を見ていることになります。そうすることによって安心を得られて、その安心がとても大事ならそれに従えばいいけどー。大げさに言うなら、自分を信じるより、他人に従う人生を選ぶのか？

わたしはごめんです。かわいい服も好きだから着たい。もしかすると誰かに「いやそのトシでそれ着る？」って思われてるかもしれないけど知ったこっちゃない。はためを気にして自主規制していく生き方はしたくない。

日々のコーデを自撮りするのも、「自分が二人いるとして、この格好をしてる人をたら自分はどう思うか？」を見るためでもあります。自分自身が好きな格好を、自分ができているか。かわいすぎる？と思える服などは、それでも着たいから、正反対のマニッシュなものを合わせて甘辛のバランスをとるなどをしています。

が、そんなふうに、自分ができる範囲で工夫を尽くしたにもかかわらず、自撮りを見るとかわいい要素が勝ってトシと釣り合わなくなってきている、と感じたら、そのときはじめてその服を着るのをあきらめようと思っています。それまで着る。「“服のやめどき”は自分で決める」はそういう意味です。

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