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うちの猫たちの「お気に入り」おもちゃとは

12月に畑に住んでいた野良猫の「メイちゃん」が家族になり、今うちには6匹の猫がいる。メイちゃんは慣れるため別室でケージに入れているのだが、もうすっかり家猫になってしまった。今日から少しづつ他の猫と会わせていきたいと思っている。

私の妹の娘、つまり姪たちは動物が大好き。でも10年ほど前に飼っていた小型犬がお迎えしてたった半年で事故で亡くなってから犬猫は飼っていない。姪はハムスターをお小遣いで飼って可愛がっている。
なのでうちの猫たちに会いたくて会いたくて、おこずかいで猫のおやつやら遊び道具やらを買って持ってきてくれる。先日は釣竿のような棒の先に糸で鳥のようなおもちゃがぶら下がっていて、猫が喜んで追いかけてくるおもちゃを買ってくれた。最初は3匹が喜んで遊んでもらっていたのだが・・・

ジャーンプ!!

ほんの10分で飽きちゃった。
いつもいつも高いおもちゃを買ってきてくれるが、喜んで遊ぶのは最初だけ。人間がちゃんと動かしてやらないとつまらないので、人間もめんどくさくなってほったらかしとなる。

ところが、飽きもせずそれぞれが単独で遊んでくれるおもちゃがあるのだ。それは「ビー玉」と「紙を丸めたもの」。安い。
ビー玉は転がり過ぎて家具などの下に入り込んでしまうため、よく失くなる。そして猫が遊び飽きて放置したビー玉を踏むととても痛い。でも良く転がるのが面白いのか2匹で競争しながら追いかけたりして、スピード感の好きな奴らは興奮して走りまくる。ビー玉の転がる音と走り回る騒がしさに我慢ができれば楽しそうで良し。
そして「紙を丸めたもの」は紙を破くところから楽しんでくれる。紙は新聞でもチラシでもなんでも良い。丸めた時小さめがいいので7〜8cmぐらいにちぎり、丸めるだけ。
「ほら!ポーンするよ〜」というとワラワラと寄ってくる。「ビリビリビリビリ〜」とちぎると目がランランしてくる。「クシュクシュ〜」と丸めると目は手に釘付けでウロウロしだす。「イクヨイクヨ〜」と投げる体制に入るとスタートダッシュの体勢だ。「ポーン」で投げると一斉に追いかける。
2匹一緒に追いかけた場合、どちらかが途中で諦めて帰ってくる。新しい「球」を投げてほしいと要求してくる(かわいい!!!)。
追いかけて捕まえた後の行動は猫ぞれぞれ。犬のように咥えて帰ってくる子(もう一回投げて!と足元に持ってくる)、咥えてどこかに行ってしまう子、バリバリと引きちぎってしまう子、自分で動かしながら遊ぶ子。
その自分で前足で放って追いかけて遊ぶのが上手なのが「デコちゃん」。去年11月ごろ、野良の親猫が生後3ヶ月ごろの子猫をうちの庭に連れてきて、慣れた頃「よろしくね」と置いて行った。まだ親猫が恋しい子猫が寂しそうに鳴くのでかわいそうになって相手してやるとよく懐いた。寒い季節に入ったので寝床を作ってやって冬を越した。おでこが広くて宇宙人のような顔をしていて、はっきりいってブサイク。オデコちゃんと呼んでいたがデコちゃんになった。里親を探すも見つからないまま春になり、恋の季節を迎えたオス猫に追いかけ回されるようになって慌てて避妊に連れて行った。そこまでしたら情が湧いてしまって、そのまま家猫になりましたとさ という黒猫だ。まだ1歳半で遊びたいお年頃。パワフルに走り回るデコちゃんに他の猫は迷惑そうだ。

なので、紙の球を10個ぐらい作って投げておくと、ひっかえとっかえ追いかけて遊んでいる。獲物を狙う時の格好が面白くてかわいい。紙の球は踏んでも痛くないので安心だ。

前足モミモミ、しっぽフリフリ。獲物を狙う目は真剣だけれども。

うちの猫たち安上がり♡

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