見出し画像

写真にハマりました。

2020年を振り返るつもりはなかったんですけど、書き残したいことが振り返りと合致していたので、振り返りも兼ねて書いてみます。

2020年、わたしが新たに始めたのは「写真を撮ること」
カギカッコつけて書くと大それた感じになるから、ちょっと違うなって思うんですけど、文字通り「写真を撮ること」を始めたからそうなってしまう……。


きっかけ

なにげなくぼんやりと自分の恵まれた環境(友達がグラビアアイドル)を活かさずにいるのはもったいないなーと思っていたことと、漠然とラブホテルで好き勝手にわたしなりの”映え”な写真撮りたいー!と思い馳せていたんですよね。
きっとお互いがプラスになることだろうとも信じていて。

画像1

はじめての撮影。青科まきちゃん矢崎彩音ちゃん

ポツリとそんな気持ちを漏らしてみたら「やりたい!」と乗ってくれて、実現したのです。(まぁスケジュールが合わないのなんの!)

撮影と言えど考えなしで「適当に好きな水着とか下着持ってきて!」行き当たりばったりなもので、わいわいガヤガヤ楽しんだだけでした。

画像2

この写真も元々考えがあったわけではなくて、その場で大量持ってきてくれた衣装をバスタブに放り投げたら「なんかイイじゃん!」ってなったんですよね。


そこから週プレ酒場で一緒に働いていた女の子を誘って撮影させてもらったり(割り勘なのに)、まさかの撮影依頼をいただいて撮影したり。
定期的に「写真を撮ること」をしていた一年でした。


多面性

「写真を撮ること」がわたしの中で”趣味”になったのは、楽しいからです。基本行き当たりばったりのアバウトな感じで撮影するのですが、最近はその子に合う衣装や、撮ってみたいコンセプトを事前に考えるようになりました。というか考えたくなりました。その時間がめちゃくちゃ楽しいんですよね。

画像3

2回目に撮影した東坂みゆちゃん

このときは7パターンくらい撮ったのかな?
わたしが思い浮かべるみゆちゃんに合う/合わせたいコンセプトとみゆちゃんがやりたいコンセプト、どちらもトライしたのですが、わたし的に出来栄えとして手応えがあったのはやっぱり自分が考えていたものの方で。
それはみゆちゃんのセンスの問題ではなく、わたし自身の得意・不得意だったり、想像が追い付いていないせいだなって実感したんです。(もちろんホテルの雰囲気とか、衣装とかの要素も大きいんですけど)
自分にとって思考の影響力を感じ取るのは新しい感覚だったし、とくに自分が得意だと思っていた「かわいい」をうまく表現できなかったことが衝撃的でした。

そして写真の通り、同じ女の子でも髪型やメイクでこんなにも変わるというを自分の目で実感できたことも嬉しく楽しい事実でした。
グリーンのウィッグは頓痴気さを狙ったつもりが、かっこよく意外とハマっちゃって。そういう予想外もすごく楽しい。
実際グリーンに髪の毛を染めるって勇気もいるし、お金もかかるし、面倒事がいっぱいなんですけど、ウィッグならそういう面倒事はほぼないし。違う自分を見てテンションあがってくれると、なぜだかわたしが嬉しいんですよね。「せやろー!」って感じ(笑)。

画像4

はじめて依頼撮影で撮影できた、木保英里香ちゃんとの写真。

K-POPアイドルのティザー風をイメージして撮りました。お気に入りです。
とてもかわいいスタジオ(初)を選んだし、木保英里香ちゃんもめちゃくちゃかわいいし、とにかく「かわいい」だけ詰め込みたい!!!、って思ってたんですけど、撮っているうちにイメージがどんどん膨らんでくるんですよね。
本人にも伝えてないし、伝われ~~!とも思ってなくて、ただ自分の中で湧きがってくる現象がすごくおもしろいんです。

画像5

衣装しか変えてないのにこんなに雰囲気変わるんですよ!すごくない?

英里香ちゃんとはプライベートで会うのは初めてでしたし、ちゃんと会話するのも初めてレベル。「どんな子?」って聞かれたとしても「多分」をつけてでしか答えられないような関係性。だからってわたしが見ている/知っている英里香ちゃんが嘘ではないし。ひとつの側面であることには違わないんですよ。どこを切って見せるかって誰もが無意識にやっていることだし、どれだけ仲良くても、家族であろうとその人自身の全てって分かるわけじゃないから。
本人が知らない自分に出会えたり、魅せたい自分を出せたり、写真っていうのは語るよりも手っ取り早いツールだったりするなぁと思ったり。
毎回の撮影でいろんな発見があって楽しいんですよね。


自分のすきなもの

そして2020年、なんとなくの”好き”がようやく形を帯びてきました。
言葉にするとこっぱずかしいのですが、死です。物理的ではなく、概念的な……。なにかを失う、捨てたり諦めたり……。こういうことを語りだすと、自分の中でも言語化できていないので意味不明な文字の羅列になってしまうので控えますが、生と死、表裏一体なものじゃないですか。
どちらとでも見える場合、わたしはどちらを感じ取るかというと多分「死」なんですよね。


気づいたきっかけはいろいろあるんですが、先日文字通り天使みたいな子を見たときに「召される」って感覚が頭を過ったんですよね。天使って「生」のイメージだったけど、そのとき浮かんだのはフランダースの犬の最終回で。死の天使も存在するし、突き詰めると死=暗い/マイナスに限定されるわけでもないじゃないですか。
考えてみれば自分の写真で好きなものって、わたし自身が勝手にそういう要素含ませてるなって思ったんです。

画像6

だからってね、わたしの考えるコンセプトを写真に詰め込みたいわけでも、理解してもらいたいわけでもないんですけど(笑)。
結局のところ”映え”たい気持ちが1番強いし。プロでもなんでもないし、なるつもりもないから好き勝手に一緒に楽しんでくれ~~です。

画像7

2020年最後の撮影、川瀬忍と。

「ハーレークイーン的な」
1番最初に浮かんだイメージで絶対やりたくて。はっちゃけてバカやっているようなコミックさに溢れた写真が撮りたかったんですけど、わたしがとくに気に入ったのはこの写真なんですよね。
ゲロでも吐いた後なのかな、っていう気だるさが気に入っています。
これのどこがかわいいのか?って聞かれたとしても「え、かわいいでしょ」って感じで。だって全部かわいいし。
ファッション的な要素も、ピンクの照明も、吐くほどハイになっちゃった(わたしが気に入った)感じも無邪気で子供ぽさをあらわしているようで好きです。


2021年にやりたいこと

目標とか立てるのは好きじゃなくて、実現させるために動いているわけでもないから「やりたいこと」っていうのもアレなんですが。
こうして2020年にたくさん写真を撮らせてもらうと1冊にまとめてみたいなって欲が出てくるんですよね。おもしろい。
写真集というよりも、スクラップブックのようなものをイメージしていて。
どういうアイディアが自分の中で湧いてくるのかも興味あるし、1冊にまとめることを意識して写真を撮るとまた知らない自分の側面に出会えそうだなって。いつも通り漠然と考えているだけなので、2021年に実現しなくてもいいんですけど。いつかは実現させるので。

あとはこのまま「写真を撮ること」は趣味として続けたいし、女の子のモチベ向上だとか、カメラの前に立つことに慣れるだとか、SNSのフォロワーが増えるだとか(夢よな~)そういう風に役立つようにあれたら最高だなって思っています。

まあそんな感じの2020年でした。
いっぱい喋った~~~~~~~~~~。

サポートしていただけるとオタ活が充実します! たくさんの女の子に出会わせてくださいᕦ(ò_óˇ)ᕤ