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思索メモ

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日常のなんてことのない思索をまとめていきます。
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#ライティング

取材の目線

取材にはいくつかの工程がある。 僕は主に人物に対するインタビューを行なっているのだけど、…

書き手と読み手の例で語る 「大人も昔は子どもだったはず」 的な話。

ライターとして書いて伝える仕事をしていると、“読み手としての初心”を忘れないことの大切さ…

良い文章とはなにか?

良い文章とは、どんな文章なのでしょうか? それは「わかりやすく伝わる文章」ではないかと思…

思索メモ #01

最近いつの間にかできなくなっていたことを一つひとつ実行していく。 第1は多読。もっと多く…

思索メモ #02

きのう、箕輪編集室の説明会があった。箕輪さんは「移動距離を増やそうとしている」という。同…

「また大学で学びたい」は受け身

「また大学で学びたい」。そう思ったことがある。いまの感覚をもったまま大学に戻ったら、きっ…

人のお陰、じぶんのエゴ 思索メモ #10

よく言われる話だが、インタビューで、取材相手の話を「引き出す」という言い方がよくされる。 それも間違いじゃないかもしれない。しかしあたかも、取材対象者の心の奥底に秘めていたものを、“インタビュアーの巧みな話術によって” 獲得したかのように聞こえてしまう。そこにはインタビュアーの傲慢さが垣間見える。 *   *   * 取材対象者が自分によく話をしてくれるとき、それはインタビュアーの話術がそうさせているのではなく、相手が心を遣ってくれているから。真摯に心を砕いてくれている

異なるバックボーンがあればこそ、人の話はいつもおもしろい 思索メモ #09

どこかで聞いたことのある話を別の人から聞いた時に、「これはすでに知っている話だ」と聞き流…

思索メモ #08 受け手の疑問を想像する

マーケティングなんかを勉強すると必ず出てくる6W2H。 When(いつ) Where(どこで) Who(だ…

思索メモ #07 不慣れで違和感のあることに意味がある

言葉の自由な人は自由に空を飛ぶように、意のままに言葉を使うことができてしまう。 それはた…

思索メモ #06

結果から始めよう。 いまなりたい自分、理想像があるとして、 そこにたどり着くためにまず「…

思索メモ #4

自分のしたいことを仕事にしているはずなのに、いつの間にか、それに追われて苦しい思いをして…

思索メモ #3

ビデオに録った『風立ちぬ』を見ながら、実家で母さんと話していたことを思い出した。 『風立…

かくことはかくもむずかしく

僕はライターをしている。だけどそもそも文章を書くことがまったく得意じゃない。むしろすごく苦手だ。 論理もめちゃくちゃだったり、いちいち固かったり、同じ話を繰り返したり、自分の話す言葉でさえうまくまとめられない。 そんな僕がなぜ文章を書く仕事がしたいと思ったのか。 それは言葉を使って世の中を上手に表現したいから。誰かのことを書くときも、僕自身のことを書くときでも、それを通して言葉が生まれて、世の中を新しく捉えることができたら無上の喜びがある。 *    *    *