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京都ひとり旅(1日目)

2023.4.18 Tue

朝9時頃に家を出て、新千歳空港へ。
目指すは京都。森見登美彦作品のファンで、聖地巡礼が主な目的です。
20代半ばなのですが、飛行機に乗るのは高校二年生の修学旅行ぶり。
それなのに、ひとりで北海道を飛び出すします。不安半分、ワクワク半分。
そんな感じの京都ひとり旅の記録です。

空港の宮越屋珈琲で朝ご飯(食べかけ)

どきどきのチェックインと手荷物検査を終えて、2時間のフライトでした。
「飛行機乗れる?ひとりで?」が今回の旅において、一番の不安点だったのですが、何とか無事に乗り込みました。怖かった。飛行機のお供はこちら。

4/22のライブを控えていたので、リリースしたてのアルバムを予習。
全部好きなのですが、「もう君に会えない」を聴くと
とても寂しくなってしまって泣けてくる。
(※狸ではなく、アライグマです)
有頂天家族 / 森見登美彦
有頂天家族 二代目の帰朝 / 森見登美彦

森見作品の中でも、一番好きなのが有頂天家族。原作、アニメともに大好きです。旅行前後に何度も見直しました。特に1期、第8話「父の発つ日」。「分かっているから、辛いのです」と矢一郎が涙をこぼすシーンで、私の涙腺も決壊します。何回も見て、何回も泣いている。今回の旅行は主にこちらの作品に出てくる場所を巡りました。

関西国際空港に到着して、早速迷子。北海道のJR、地下鉄の路線図がどれほど分かりやすいかを痛感しました。路線数が少ない所から来ると、もう何が何だか分からずに右往左往。何とか京都を目指します。

瓦屋根の建物がたくさんあったり、もう夏のような緑が街を包んでいたり、
北海道との文化・気候の差を感じました。

乗り換えのため、大阪駅で下車。ホームがやたらと人だらけで、何事かと思いながらスーツケース片手に右往左往。トラブルでいろんな電車が遅れていたようで、とんでもない人混みでした。これは無理だと悟り、ホームから脱出してこの後の経路を調べようとしたのですが、電波が一切通じなくて何も調べられずに、ほぼ賭けみたいに次の電車に乗りました。ちゃんと京都につきました。大阪駅はスマホを使えない、ということを前提に計画を立てるべきだったようです。どうしようかと思った。すごい人だった。

無事に京都に辿り着いて、とりあえずホテルにチェックイン。15分ほど休憩をして、ホテルを飛び出して京都駅へ戻る。(ひとりでホテルも初めてだったので、これもどきどき。)『551』で豚まんを買い、駅内のお蕎麦屋さんで晩御飯を済ませて周辺散策。京都タワーを見て、高校の修学旅行で泊まった旅館の前を通って、懐かしい気分に。疲れたのでホテルへ帰ります。

弁天様はたまに京都タワーのてっぺんに座っているらしい。
おそば処 葵
セットにしたらお腹ぱんぱんになりました。
おいしかった〜。
1個で十分なのに、2個入りからしか買えないのですね…。
ずっしりで美味しかったです。
夜寝る前にちょっと読みました。

1日目は移動で終了。夜の京都駅前を歩いていると、「今、北海道じゃないところにいるんだなあ」と実感が湧きました。家族からの心配のLINEを見て心細くなったり、寂しくなったりもしつつ…。道路沿いの看板や、大きな青看板が示す行き先が本で見た名前ばかりで、何だか不思議でした。
明日の予定をざっくり確認して就寝。わくわくの2日目がやって来る…!!

(2日目へ続く)

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