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私が考える悔いの残し方 | あの株、売らなきゃ良かった

こんにちは。現在妻がリフレッシュ旅行で家を空けており、私は1週間の休暇をとって生後7ヶ月の息子の面倒を見ています。

1日中家にいるため、家事育児の合間に私の意思に関係なく株価がチラチラ目に入ります。嫌な気分になるのは分かってるんです。見ないようにと意識しているものの、どうしても目に飛び込んできます。

以前買い増しして手放した株が当時の買値の5倍以上に値上がりしているではありませんか。

非常に思い入れの強い会社です。散々調べ尽くしたにも関わらず、いろいろあって最終的に株を手放しました。

このままでは成仏しきれそうにありません。

そこでこのnoteでは、私事で大変恐縮なんですが、今の私の感情『後悔』について少し掘り下げて考えたいと思います。

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はじめに

こうかい
【後悔】
《名・ス自他》してしまった事について、後から悔やむこと。 「―先に立たず」(事が終わって後にくやんでも取返しがつかない)

つい最近もお気に入りの折り畳み傘を出張先に忘れて来てしまいました。千円位の安い傘なんですが、ちょっと後悔してます。些細な後悔も含めると、毎日が後悔の連続ですね。

『後悔』と言えば、避けるための視点が議論されがちな印象です『後悔しないために』とか『悔いを残さないように』とかよく耳にする気がします。

ここでは少し視点を変えて、後悔を生じる行動の共通点について考えてみたいと思います。悔いを残す行動に賢く生きるためのヒントがありそうです。

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結局、後悔する事を想定できなかった自分に腹が立つ

一旦、話を株に戻します。
今の率直な心の叫びは『ここまで株価が上がるなら売るんじゃなかった』になります。笑

ただ冷静になって考えてみると、買ったのも自分だし、売ったのも自分です。その時は然るべき理由があって『売り』と判断したんです。

現在の私の心の叫びに耳を傾けると、後悔する事を想定できなかった自分に腹が立っている気がします。

株価を予測する事は不可能ですが、自分の感情はある程度なら予測可能です。どのような選択が後悔を残す可能性があるか、について事前に少し考えても良さそうです。

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判断基準をブレさせるもの

当時の私にもそれなりの言い分はある訳ですが、当時の私は乱高下する株価に恐怖心を植え付けられていました。その結果、ゼロイチの選択をしたのが今回の反省点です。


一般的に、判断基準をブレさせるものとして何があるでしょうか。

恐怖心、奢り、ノリと勢い、羞恥心、自尊心、焦り、甘え、希望的観測、現状維持バイアス、こだわりなどの執着心、諦め、等々

これらにより判断基準がブレた結果、手放してしまったものが後悔の対象になる気がします。

『後悔する可能性まで考えが至らなかった』自分に後悔してるのが今のワタシです。笑

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私が考える悔いの残し方

ヒトの人生にいろいろなドラマがあるように、後悔の念も人によって様々です。私の場合、悔いを残すための必要十分条件を以下のように捉えました。

後悔を残す
=(思い入れ)×(判断ミス)×(不可逆性)

私の場合、この全てを満たす事で後悔は生まれます。

・『思い入れのある大事にしているもの』を
・『判断基準のブレによる愚かな決断』によって
・変化させたり失ってしまったりしてしまい
・『後に戻りできない状態』にする

言い換えると、上記のうちどれか1つでも欠ければ悔いは残らないのかもしれません

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さいごに

本日の自問自答の末、以下の結論が導き出されました。

《後悔しないための条件》
① 思い入れを持たない、断ち切る
② その時点で胸を張って最良と言える判断をする
③ いつでもやり直せる状態に身を置く

①は難しいですが、③なら何とかなりそうです。②は、ちゃんとメモして置かないと結果ありきで後出しジャンケン的に変わりそうです。

株価については現在も悔しくて堪りませんが、『またいつでもやり直せる』と言い聞かせながら今日は寝ることにします。それではまた。

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