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金色の実りの中を行く鮮やかな御神輿渡御祭〜古町のまつり2019①(福島県南会津町)

毎年9月第2土曜日に行われる福島県南会津町の「古町のまつり」。地元の廣瀬神社の祭礼で、元和元年(1681年)にはじまったとされます。

5年ほど前、祭りを紹介するリーフの「金色の稲穂越しにしずしずと進む色鮮やかな立花と神輿の行列」に心を揺さぶられ、「絶対見に行く!」と決意。2019年秋、見に行ったわけですが、その後はコロナ禍で断念!

下は私が撮影した写真ですが、深山を背景に田んぼの畦道を行く様が本当に美しいのです。山間の村でおこなわれる秋祭りって、こんな感じだったんだろうなと感じさせてくれるのでした。

さらに一昨年の豪雪で廣瀬神社社殿が倒壊。今年も御旅所において神事のみ行われるようです。早期の復旧を心よりお祈り申し上げますm(_ _)m

この祭りのポイントは、秋の早朝、金色に輝く稲穂越しにしずしずと進む鮮やかな神輿渡御行列です。特に美しいのが、深い山の中から笛や太鼓の音色、かけ声とともにあらわれる短冊を飾りつけた立花や、廣瀬神社の幟が進む様(さま)。少年たちの裃姿もかわいらしいのでした。

公式サイトはコチラ↓


以下、写真中心に、1回目は稲穂との対比が美しい神輿渡御のようすからご紹介。

朝6時。朝日が田んぼを照らし出します。
カメラマンの皆さんが、すでにスタンバイ!

左上に汚れが…(;^_^

金色に輝く稲穂。まさしくみのりに感謝するお祭りです。

秋祭りを知らせる廣瀬神社の幟。深い緑色の山の色と金色の田んぼ、朝日の写り込みがいい感じ。

「前駆」の皆さんを筆頭に、太鼓や笛を演奏する人たち、色鮮やかな立花を捧げもつ裃姿の少年たちが続きます。この立花が本当に美しい。「映え」ます!

「六尺棒持ち」と呼ばれる役に続き、立花、さらに幟をささげる人たちがあらわれます。

やはり手前に稲穂を入れて狙いたくなる(;^_^

神職が担ぐ神輿があらわれます。

逆光気味に撮影。朝日に透ける榊が美しい…

短冊が鈴なりになった立花。

神職と氏子の皆さん…かな?

田んぼを通り、国道401号へ。これから町内を練り歩きます。

行列が消えた田んぼ。祭り行列があらわれる前より少しだけ高くなった太陽が森林を照らし出します。神秘的な風景。

ここからは祭り行列以外のスナップ。

エノコログサ

実るほど頭を垂れる……

古町のまつり2019②へと続きます。

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