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ワーママになってよかったことは、共感性で悩まなくなったこと

今年もあっというまに4月になりました。
私もワーママになってもうすぐ丸1年。

今回はワーママになってよかったこと、
「共感性で悩まなくなったこと」ついて書いてみます。

産休前までのワタシ

まず産休前までの振り返り。
わたしは自他共に認める仕事人間でした。

自ら志願して自分の担当業務とは別で
社内横断のプロジェクトリーダーをいくつかやり、昼夜問わず働いていました。

横断プロジェクトは普段の縦割り組織では交わらない人たちと一緒に作り上げるものなので、
職種も社歴も異なるさまざまな価値観の人たちと仕事を進めることは学びが多く、
とにかく視野も人脈も広がり楽しかったです。

ただその反面、それらをチームとしてまとめるという役割に心労があったのも事実。

いろんな意見を聞き、
いろんな感情を聞き、
そのうえで自分の考えを丁寧に伝え
意思決定する。

「こんなの管理職はみんなやってることだよ」
と言われると本当そうなのですが、

管理職と部下という関係でもない私は
もともとの気質も相まって
必要以上に周りに気を遣っており、

とにかく「楽しいけど心が疲れる」
そんな感じです。

もともとの気質とは、
たとえば有名なストレングスファインダーで
共感性が強みの上位に入ってます。

・人の感情を察することができる
・言葉にしていないことも察しがつく
・感情のバリエーションが豊富にある
・理論よりも感覚・直観派
・攻撃的な人や皮肉を言う人を人一倍嫌う
・感情移入ができる。
・自他の感情の境界線が曖昧になる時がある
・感情を表に出せない環境にストレスを感じる

ストレングスファインダー「共感性」より

この説明を見ててわかるのですが、
寄り添えることが強みでもある反面、
自分の内側で背負いすぎて
精神的な負荷がかかかりやすい。

昔からいろんな悩み相談を受ける私は、
実際その内容が重ければ重いほど
自分の精神も消耗していました。

仕事や人間関係に情熱を注いでいた当時の自分はとても好きですが、とくに直近では心の負荷が高い生活を送っていたように思います。

復職後のワタシ

そんな生活を続ける中で突如もらった、
出産というプレゼント。

産休、育休というのは仕事人間だった私にとって
「少し仕事から離れて人生の大事なことを考えてごらん」というプレゼントだったように思います。

そして復職をした今。
時短ということもあり自業務だけでも時間がたりないので、プロジェクトに復帰することは断念しました。

悔しいとか悲しいと思うこともあるけれど、
人との交わりにおける余計な心労がないということは、今の私にかなりプラスになっています。

なぜならワーママは、
仕事が終わっても第二ラウンドの育児があり、
仕事の時間ですべてのエネルギーを使うわけにはいかないから。

育児は紛れもなく
毎日毎秒エネルギーを使う。
そして自分の代わりがいる話ではない。

仕事仲間に寄り添うのも大事だけど、
それは他の誰かもできるかもしれない。
いまは必要以上には近づかず考え込まず、
その分のリソースを家族に充てていく。

自分の中の優先順位が変わったのだから、
それを忘れずに実行していきたいです。

まとめ

今はこうして良い距離を保つことで
仕事も家庭もエネルギー不足にならず
日々楽しめてますが、
またいずれは仕事でチームを動かす役割をやるんだろなとは思っています。

仮にそんな日がなかったとしても、
組織で働いてる以上、
そしてまぁまぁの中堅になってきてる以上は、
色んな人に寄り添っていくことを避けることはできない。

でも出来るだけ
・必要以上に相手に寄り添いすぎない
・自分の精神を消耗させない
を意識して、
新しいワタシで関係を作っていきたい。

共感性の強みが自分を苦しめないように。

ワーママになったことで
今までの自分の中の常識が
アップデートされていく感覚を楽しみ、
強みを良い形で出していけるようになりたいです。

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