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片づけのモチベーション考

とある場所で
「子どもがプリントを持って帰ってこない子で・・・」
という話をお聞きした。
「学校の引き出しの中にギュウギュウになってた」
などのエピソード。
おお。思い当たるぞ。
それって、幼い頃の私ではないか。
40年近く前の記憶だが、担任の先生から机の引き出しを引っ張り出されて
「これは女の子の机じゃありません!」
と皆の前で叱られたことがある。
よっぽどだったんだろう。
でも、特に困っていなかった当時の私はあまり反省もしなかったと思う。

それが、同級生の友人にそんな話をすると
「え?ずっときちんとしてたやん」
的な反応をされた。
どこで記憶がすり替わったのか?

「学校ではきちんとしていないと恥ずかしい」
「だって○〇くんがいるから・・・」
そう。不精な私も恋をした。
ちょっとでもいい印象を持たれたいと本能的に思ったんだろうな。
学校では「そこそこきちんと」を装える子になった。

母親からは、個人面談で先生から聞く私の様子に
「誰のことですか?」
とえらく驚いたという話を聞いたこともある。
家ではだらけたままだったから、いた仕方ない。

「片づけよう」のモチベーションって人それぞれだけど、他人からどう思われるかって大きいなと思う。
だって、誰か来る!ってなると大概の人は家を整える。
もちろん、快適な状態でお招きするためでもあるけれど。
「そこそこきちんと」してないと恥ずかしいからね。






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