おかみ修行その13

喜楽屋おかみ修行 その13 青梅に暮らして

青梅へ嫁いで4年になりますが、私は青梅が大好きです。

ちょっと東へ行った国分寺が私の生まれ育った町ですが、今となっては実家に出掛けていってもどこか落ち着きません。
青梅には山があり川がありそして何より青梅に住む人々がとても穏やかで温かいのです。

この夏、青梅本町“夕涼み会”という催しがありました。
本町商店会と住民の方々の懇親を深めましょう、と。
8月の始めに主人のところに「8月15日夕涼み会をします。お手伝いお願いします。」と連絡をいただき初めて開催を知ったので、ろくにお手伝いも出来ませんでしたが、家族で遊びに行きました。(家の前の市営駐車場が会場でしたので)

これが、思いがけず?実に楽しかった!役員の方々のご尽力の賜物と思います。外からやって来た私は、まだまだ町の方たちと馴染みが浅いので、こういった催しに参加できる事はとてもありがたいことです。

とくに娘は大喜びでした。
「八百屋のおじちゃんとおばちゃんがいるよ」
「花屋のおじちゃんとおばちゃんもいるよ」
と大興奮。

普段なじみのあるおじちゃんおばちゃんと歌って踊ってゲームをして、特別なひと時がとても嬉しかったようです。ちなみに娘は私より町内の有名人です。

5月の青梅大祭、秋の市民運動会などもそうですが、同じ町に住む人々と楽しめる機会があることは素敵なことです。

そんな青梅を愛してやまない主人は、結婚前「僕のところへ・・・。」ではなく、いかに青梅の町が素敵なところか、青梅の人たちが楽しいかという話を熱弁したあげく、「だからさ、青梅においで」でした。
今はその言葉を信じて青梅に来て良かったと思っています。山を見ないと一日落ち着かない・・・そんな自分も幸せだと思います。


 御嶽そま唄
お山御嶽に たなびく雲は 七代滝から
           七代滝から 立つ狭霧
霧の御坂の 太々神楽 天に通へと
           天に通へと 鳴り響く 月の御嶽の 夜は明けそめて 日の出山から
         日の出山から ほのぼのと 多摩の山川 東京に近い 川は呼ぶ呼ぶ
           川は呼ぶ呼ぶ 山招く
まねく仇波 流れて末は 花の都の
             花の都の 化粧水
   それ 多摩はよいとこ よいよいよい
       手拍子揃えて よいよいよい
こんなにステキな唄も覚えました。娘と二人で踊りました。 よいよいよい・・・・♪


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平成16年(2004)8月26日 やすらぎ通信第十三号より
町内で毎年夏に行われる「夕涼み会」のお話です。
夕涼み会は現在も続いています。

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