見出し画像

2月5日は、官営八幡製鐵所が操業開始&国際刑事警察機構が設立&プロ野球の日&日本語検定の日

【官営八幡製鐵所が操業開始】

1901(明治34)年2月5日、福岡県北九州市に官営の八幡製鐵所が操業を開始しました。

一般的には、官営模範工場を指し、明治政府が率先して新しい産業を日本国内で興(おこ)すべく創設した工場のことを指しています。

また、八幡製鉄所:福岡県、造幣局:大阪府、富岡製糸場:群馬県は日、本三大官営工場と称されています。

八幡製鐵所、岩手県の釜石鉱山田中製鉄所に続く日本国内2例目の製鉄所で、第二次世界大戦前には、日本の鉄鋼生産量の大半を製造する国内随一の製鉄所でした。

また、八幡製鉄所内に設けられた、旧本事務所、修繕工場、旧鍛冶工場、遠賀川水源地ポンプ室 の4つの建物は、明治日本の産業革命遺産を構成する資産として、ユネスコの世界遺産に登録されています。


【国際刑事警察機構が設立】

1923(大正12)年2月5日、国際刑事警察機構(通称:インターポール)が設立されました。

インターポール加盟国は約190近くの国と地域を数え、国連に次ぐ加盟国数を誇る国際組織機関 です。

また、犯罪捜査、犯人逮捕に携わる各国警察との連携を図りつつ、各国間のスムーズな情報伝達ルートの調整が設立の目的とされていて、主な役割としては、国外逃亡被疑者や行方不明者の捜査、盗難美術品などの発見、国際手配制度の調整、国際犯罪および国際犯罪者に関する情報のデータベース化などがあります。

そのため、全世界を対象に捜査する国際警察的なイメージよりは、世界各国の犯罪データバンクとしての役割が強めとなっています。

加えて、世界的な犯罪が起こった際には、各国による警察機構や法律の違いの調整役を担うことで、諸国間での軋轢の軽減を図っています。

《余談》
プロ契約第一号となった選手は、東京巨人軍と契約した三原脩(おさむ)選手で、当時の大学新卒初任給が約65円だった時代、三原選手の月俸は177円と、約2.5倍以上の高額だったことも話題となり、職業野球に憧れる人は、一気に増えていく契機にもなりました。

177円:現代換算:30〜35万円。


【日本語検定の日】

日本語検定の協賛を行っている東京書籍が、に(2)ほんご(5)の語呂合わせにちなんで、2月5日に記念日を制定しています。

日本語検定は、日本語の総合的な知識や運用能力を測定する検定で、漢字、敬語、文法、語彙などの使用方法の正確さが求められています。

試験は、例年6月と11月の年2回、実施されていて、受検者数は年間約10万人以上にもなるなど、同種の検定の中では、最多受検者数を誇る人気検定です。

(以上、ネット検索より)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?