【東京ディズニーランドが開園】

1983(昭和58)年4月15日、千葉県浦安市に「夢と魔法の王国」をキャッチコピーとしたアトラクション施設「東京ディズニーランド(通称：TDL)」が開園しました。

当初、アメリカで人気のあったディズニーランド施設を日本で開業するにあたり、候補地としては、
長野県大鹿村
静岡県静岡市、御殿場市
神奈川県横浜市、川崎市
千葉県我孫子市
茨城県ひたちなか市
岩手県盛岡市
などが挙げられてたものの、東京都心に近い立地、雨が少ないこと、乾燥地域なことが有力視され、千葉県浦安市に決定。

東京ディズニーランドには、外からは内部が伺えず、オフィシャルホテルの全ても一定の高さ以下で建築されている、時間を気にせず楽しんでもらうため時計の設置が極めて少ない、シンデレラ城をバックに写真が撮りやすいようシンデレラ城は西日と重ならない位置に建てられているなど、多くの趣向が至るところに徹底して凝らされていて、来場者を夢の国に誘うためのたくさんの魅力で溢れています。

そして、この日は、東京ディズニーランド開園記念日として制定されています。

近年では、4月15日に合わせて、様々な祭典やイベントなどが、東京ディズニーリゾート全体で開催されています。

【黒人選手として初となるメジャーリーガーが誕生】

1947(昭和22)年4月15日、大リーグ初の黒人選手のジャッキー・ロビンソン選手がデビューを飾りました。

白人選手しかメジャーリーグ(MLB)でプレーすることが許されていなかった1940年代に、その実力を買われ、現：ロサンゼルス・ドジャースの前身にあたるブルックリン・ドジャースでデビューを果たしました。

が、周囲の暴力的プレー、人種差別的なヤジ、不当な判定など、選手や審判のみならず、観客からも激しい差別行為を受け続けることに。

しかし、ジャッキー・ロビンソン選手は、あらゆる差別的行為に対しても決して屈せず、常に紳士的に対応し続けたことで、周囲の見方は除々に変わっていき、その人柄と実力が認められていきました。

また、ジャッキー・ロビンソン選手の振る舞いは、アメリカ全体で白人の黒人に対する偏見を見直すきっかけになったとも目されていて、黒人の地位向上に、スポーツの観点から大きく貢献した人物として讃えられています。

彼の功績を称え、ジャッキー・ロビンソン選手が付けていた背番号「42」は、MLB全球団共通の永久欠番に指定されています。

また、彼がデビューした4月15日は、「ジャッキー・ロビンソン・デー」として記念日に制定されていて、MLBでは4月15日に限り、背番号「42」をつけることが許されていることから、敵味方関係なく、選手全員が背番号「42」のみを使用して試合が開催されています。

【からあげクン誕生日】

コンビニエンスストア・LAWSON(ローソン)の人気商品「からあげクン」が、1986(昭和61)年4月15日に誕生したことから、同商品の製造を行っている株式会社ニチレイフーズと販売元の株式会社ローソンが合同で記念日に制定しています。

発売以来大人気で、超ロングランヒット商品にして、LAWSONを代表する定番メニューのからあげクンは、コンビニ業界にホットスナックを定着させた画期的商品と目されています。

近年では、通常のレギュラー味に加え、バラエティ豊かな味も展開されていて、ネットやSNSを通して、一般投票で食べたい味も選出できる取り組みも展開されています。

そんなからあげクンの誕生記念日の4月15日や前後日には、ローソンの一部店舗にて、数量限定で、誕生日バージョンのからあげクンパッケージが販売されています。

【日本初の駅ビルが開業】

1929(昭和4)年4月15日、大阪・梅田駅にターミナルビル「阪急百貨店(現：阪急うめだ本店)」がオープンしました。

元々あった「阪急食堂」に、駅とビルを統合させ、地上：8階、地下：2階に全面改築・拡張し、鉄道会社直営の電鉄系百貨店として開業しています。

当時は、駅とビルを統合する発想自体がとても斬新なアイデアで、阪急百貨店が日本初の駅ビル と目されています。

【ヘリコプターの日】

ヘリコプターの原理を考え出したレオナルド・ダ・ビンチの誕生日(1452(宝徳4)年4月15日)にちなんで、全日本航空事業連合会が4月15日に記念日を制定しています。

ヘリコプターの仕組みや重要性のPRとともに、第2の空の足としての活躍を誓うことが提唱されています。

レオナルド・ダ・ビンチが残した鳥の飛翔に関する手稿「原文：Codex on the Flight of Birds」を始めとした多くのメモによると、鳥の飛翔を独自研究し、ヘリコプターの原理を1500年代始めにはすでに創案していることが分かっています。

また、近年ではドローンの開発や発展によって、ヘリコプターの原理や仕組みには、再度、大きな注目が集まっています。

《余談》
レオナルド・ダ・ヴィンチのダ・ヴィンチは、ヴィンチ村出身の〜という意味合いのため、人物の呼称としてはレオナルドが適切とされています。

が、本人や知人たちも「ダ・ヴィンチ」または「ヴィンチ」を苗字として記していた例も見つかっていて、まったくの誤りとも言えないのが悩ましいところなのだそうです。

（以上、ネット検索より）