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関わらず、フリーズするチャイルド

いつも主人の実家に行くと、出てくるインナーチャイルドがいる。

義母を手伝いたいのに、どんな風に手伝っていいかわからず、ただ、見てるだけ。

フリーズしてしまう子。

なんか気持ち悪い感覚。

居心地が悪いから、そこにいられず、こどもたちの世話に逃避してしまう。


いつもは、この感覚を流してしまうけど、今回は、このことを流さずに、しっかりと感じてみようとそこに留まる。

「ちゃかされる」ことでできた傷


フリーズしてるチャイルドを感じながら、こどもの頃のことを思い出す。

私の実家は自営で商売をしていたからか、こどもが大人の邪魔をすることはタブー中のタブー。

お手伝いなんかも、それが足手まといになるようなら逆効果。

私がよかれと思ってやったことも、父が求める「基準」にそぐわないと、それはダメになり、怒られたり、笑い者にされた。

そのときの、いてもたってもいられない感覚。

居心地の悪さ。

みじめさ。

私は役立たずなんだという、むなしさ。

思いのほか、私、深く深く傷ついてたんだな。



「名無し」というチャイルド

フリーズしてるチャイルドともコンタクトをとってみると、9歳くらいの女のコ。

名前をきくと「名無し」と言う。

この子のニーズをリサーチするため、よ~く観察する。



「名無し」ちゃんは、

関わらないように、感じないようにと、体を硬直させている。


仮面をかぶっているみたい。


自分にうそをついてきた感覚がわいてくる。


ほんとは母を手伝いたかった。


自分にできることで、親を喜ばせたかった。


でも、手伝いしようとすると怒られるし、笑われる。


居場所がなくなる。


だから、関わらない。


もう、痛い思いはしたくないから。


みじめさ、変な気持ち悪い感覚が強烈にやってくる。


これは、身を守るために、フリーズするしかなかったなー。


でも、ほんとはお手伝いしたい気持ちがあったんだよね。


それは、両親への愛の戦略ではなく、

誰かを喜ばせたいという、純粋な愛のようにも感じる。


自分の中の愛。


それをそのまま外へ出すことへのこわさ。


見離される恐怖。



それも感じた。


自分の愛を出そうとして、いっぱいいっぱい傷ついてた名無しちゃん。


いつか、傷つくことを恐れ、人と関わらず、自分の愛を殻の中に閉じ込めたのかも。


チャイルドに、ママとして

これからもあなたが負った傷をケアしていくこと


・ハートのスペースにあなたのための居場所を用意してあること


・どんなプロセスにいても、決して一人ぼっちにはしないで、見守ってること


・ママの場所から愛を届け続けること



を約束した。


フリーズしてるコが少しずつ躍動しはじめた。


愛にあふれたコ。


その子と触れられたこと、嬉しい。


自分の中の愛。


まだ、出すのはこわい。


その怖さも繊細に感じつつ、私の中に蘇ったこのチャイルドを大切にしていこう。

。。。

それから、3ヶ月経った
シルバーウィークのある日・・・

また、家族で主人の実家へ
お泊まりに行った。



「関わらない」から一歩、外へ

主人の実家で、私自身の確実な「変化」を実感。

たまたま、こどもたちは、近くに住む義理兄の家へ遊びに行って、いなかった。

主人は、義父に別屋でパソコンを教えていて、私は、流れで義母と二人の時間。

以前の私は、義母に対して、どう接していいかわからず、ぎこちなくなってたと思うけど

この日はすごく自然に「この時間を楽しもう」と思えている自分がいた。

キッチンでお萩作りの準備をしてる義母に
「一緒にお萩、作ってみたい」と私の方から言えて

お萩作りしながら
義母とおしゃべり。

「みんなより一足早く
食べちゃおう!」って
こっそり二人でつまみ食いしたりして。

こどもたちに邪魔されず
お萩作りをゆっくり楽しみ

二人で作ったお萩のおいしかったこと♪



あの「名無しちゃん」が
私の中で「愛ちゃん」に変わっていくのを
感じた。


義母だけではなく、人との関わり方も、全体的に少し変わってきたみたい。


いい感じ♪

☆☆☆

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