こんにちは。
おかえりセラピーSUNのかちゆみこです。

いつも私は、たぶん中学生のころから
「自己実現」っていう旗を立てながら

「人生の意味」だとか「使命」だとか
そんなものを探し求めてきました。

それはそれで、わたしの魂が求めてきたもので
大切なプロセスだとは思うけれど

「意味」を追い求めるあまり
取りこぼしてたもの

無視してきたことの中に

どれだけ大切なことがあったのか

ようやく身に染みて実感できるようになりました。

そのきっかけを与えてくれたのが
私自身が開いた先日のうちカフェオンラインでした。

うちカフェでしたのは

・ていねいに自分に触れていくこと。

・ただただダンスすること。

たったこれだけのシンプルなことなのに
私の内側は満たされていきました。

「意味」とか
「使命」とかなんて
どこかにぶっとんでしまい

わたしはただただ
「今、ここ」にいました。

この図を見たことがありますか？

心理学者マズローの理論です。

自己実現欲求を満たすためには、「生理的欲求（食欲・排泄欲・性欲など）」の最下層の欲求から上へ一段階ずつ、満たしていくことが大切ということを説いています。

私の場合、それらを全部満たせないまま、いろんな欲求をすっ飛ばして、一番上の「自己実現」欲求を掲げていたのだなぁと思います。

私の当時の認知では、「満たしている」と思っていましたが、それは頭でそう思っていただけのことで、身体レベルでは、【安全】の欲求から先に進めなかったのだという衝撃の事実を今、静かに受け止めています。

トラウマはリリースしない限り、【身体】に残り続けます。

本当に身体は正直です。

うそはつけませんから。

私の身体も、「タッチする」ということを通して、どれだけ、身体が緊張し、恐怖を抱えたままだったかを教えてくれました。

私の身体は、【自己実現】よりも先に【安全】であることを求めてきていたのだということをキャッチすることができ

やっとやっと、今、自分へのスキンシップを通してダイレクトに【安全】【安心】を与えてあげられるようになりました。

私は、こども時代、いつなんどき、父親の爆弾が落ちるかわからないという危機的な状況で育っているので、【危険】がいつも日常にありました。

だから、【安全】よりも、【スリル】【刺激】の方がなじみがあり、魅力的に感じ、【安全】にはあまり興味がありませんでした。

今、毎朝、私は、自分にタッチするということを習慣にしています。

「あなたの身体は安全だよ。もうこわいことはないよ。ママが一緒だからね～」と声をかけながら、優しく優しく自分の身体にタッチしていきます。

そうすると、内側から「わたしが本当にほしかったのはコレだぁ」とじんわり涙があふれてくるのです。

私にとって、触れることは、父の爆弾を思い出す【トラウマ】の場所でもあると同時に、本当は最も自分が求めている【ニーズ】の場所でもあったのです。

だいぶ遠回りしてしまったけど、この深い傷の場所にタッチするのには、これだけの癒しの時間が私には必要だったと思います。

今、自分に触れると、こんなにシンプルなものでよかったんだぁと、身体から力が抜けていく感覚。

焦らず、一歩ずつ、一歩ずつ、自分のニーズを満たしていこうと思っていますよ。

もし、私のように、子供時代に傷ついた経験があって、「自己実現」を焦って空回りしているとしたら、まずはその前に満たすべきニーズがあるのかもしれません。

気づいたときがタイミング。

皆さんも、もし、取りこぼしているものに気づいたら

そこからはじめてみましょうね～～～～。

癒しのお手伝いが必要なときは、お気軽にお声をかけてくださいね。

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