「先輩〜後輩〜つながる世界」 臨床心理士への随録 心理学

「臨床心理士」は全国に34,504人(2018年4月1日時点)しかいないのに、所属していた高校サッカー部のふたつ上の先輩、ひとつ下の後輩、来年取得する自分と、4学年約60名の部員のうちの3人が資格保有者であることを知った。なかなかの確率。臨床心理士制度ができて心理学が盛り上がっていた時代的背景もあるのだろうが、なんだか心理職が人気のメジャーな職業に思えてくる。

後輩は遊戯療法と家族療法の専門家で

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結局、フロイトよりもユングよりもアドラー

おはようございます。

どうしても「嫌われる勇気」という本がはやったので、タイトルを見て「またか」と、思った方もいるかもしれません。

これは個人的な考えなのですが、僕はさまざまな心理学の文献を見て、一番腑に落ちるのが、アドラー心理学だと思いました。

自分の考えや、行動、人の関心ごと、行動。

どれも、アドラー心理学で説明できるのではと思うほどです。

僕は心理学のプロではないので、アドラー心理

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断章――「死の棘」をそえて(仮題)/後



 その私の写実的な趣向の小説は、現代文学の潮流から、大きく逸脱したものであった。出版不況の折り柄や、書き言葉よりも技巧に重点を措いた小説が純文学界隈で求められ続けた結果として、出版社はどの出版社も文体を薄めた、読みやすいもの、新人なりの肩の力の抜いた作品を求めており、その型から逸れたものや、大きな野心をもって取り組んだ作については、下読み選考を通っても編集部の選考の段階で蹴られる時勢であった

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遊びの心理ゲーム「真夏のファンタスティック・リゾート!」 臨床心理士への随録 心理学

連日暑いですね。。。ということで「それいけ×ココロジー 真実のココロ」(青春出版社)に掲載されている、屋内でできる夏にオススメの心理ゲームを紹介します。快適で素敵なリゾート地で思いっきり楽しんでいる気分で臨んでください。

では、参りましょう。

・・・

①あなたはリゾート地に好きな色の服を着ていきます。何色を選びますか。そしてその色を選んだ理由を3つ挙げてください。

②そのリゾート地に、一匹

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『野の医者は笑う: 心の治療とは何か?』東畑開人

私は約10年間、結構なスピリチュアル・健康・自己啓発ジプシーをしていた。2年くらい前に「こんなに一生懸命実践しているのに、なんで全然モテないしお金持ちにもならないのだろう?アホくさいからやめよう。」とストイックな生活に見切りをつけて、現実世界で享楽的に生きるようになったら人生が楽しくなった、という状況である。あの愛と光と成長、そして一時の高揚に満ちた蠱惑的な世界と、ヨレヨレで藁にもすがりたい自分っ

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「なにがみえるかロールシャッハテスト」 臨床心理士への随録 心理学

「それではこれから10枚の図版を見てもらいます。図版にはインクを落として折りたたんで偶然に出来上がった模様が描かれています。模様は偶然にできたものなので、何に見えても構いません。模様を見て、見えたものを言ってください。
これから図版を一枚ずつ渡すので、なるべく両手で持って、自由に見てください。ストップウォッチを使用しますが、制限時間はないので、気にしないでください。ここまでで、何か質問などあります

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カウンセラーの心の自己管理

「医者の不養生」のような・・・

昔ながら「医者の不養生」といった言葉がある。忙しく患者ばかり気遣い、自分はそっちのけで不摂生している医者の姿が表されている。自分のことを置き去りにするのは何も医者だけでない。接客業・教育者・対人援助職の仕事では起こりがちなことだ。
心理カウンセラーだって、そうなる可能性はあるんじゃないだろうか。それはつまり、人の問題にばかり耳を傾けて自分の心の声に気づかず、心の自

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院試の論述を解こう(提案)

院試の論述は、ダルい。

 院試の勉強をする上で、論述は大きな壁になりうる。

 まず、問題の意味がわからない。毎度毎度、「心という概念は心理学にとって何ですか?」だの、「心と脳の違いは?」だの、問題がデカすぎる。世界中の研究者や哲学者で意見が分かれるような問題が、クソザコ学部生に解けるわけがない。心身二元論とか知らね〜〜〜〜〜〜!!!

 それに、論述は一問を演習するのにも、30分以上は余裕で時

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当事者が支援者になるということ

久しぶりに文章を書きたくなった。
いや、書かずには、今の自分の葛藤に耐えられない、というのが本当かもしれない。

葛藤とはずばり、当事者/サービスユーザーである私(不安定な家庭環境で育った私は、ここ5年ほどは心をケアされながら生き延びている。)が支援者を目指す道のりの中で「本当に私が支援者になっても良いのだろうか」という疑問を抱きはじめたことである。
皮肉にも、もともと生きづらさを抱えていた私は、

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