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連携の難しい学校で、スクールカウンセラーはどう動くか

これまでスクールカウンセラーとして、連携が難しい状況だと感じる学校に配置されることも多々あったように思います。

n=1で「私の場合は」という前提はありますが、そのような状況でどう動いてきたか、どなたかの参考になればと思い書いてみたいと思います。(6000字くらい書きました。まあまあ長いです。)

特に、「スクールカウンセラーのお仕事って、正直しんどいなあ」と感じていらっしゃる方の参考になるとうれしく思います。

また、いずれ開業を考えていてSCもされている方にも参考になるかもしれません。組織の中で自分の仕事を「作る」動きは、社会の中に自分の開業を展開していくことと、似たプロセスを踏むことも多いと思います。ご興味を持っていただいた方がもしいらっしゃれば、お付き合いください。

まず、連携の難しい。と一言で言ってもいろいろな状況があると思います。

1.活用してもらえない感じがする。というタイプの難しさ。

2.活用しようとしてはもらえるが、本来の業務でないことも求められる気がする。というタイプの難しさ。

ざっくり分けて2つのパターンで考えてみようと思います。

まず1.の場合です。

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