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特急あずさに閉じ込められた話

怒涛の3週間を終えて、束の間の夏休み休暇として日帰りで安曇野に行った。大王わさび農場でおいしいわさびを食べたり、安曇野のワイナリーでワインを買ったりとかなり満喫した。

疲れた身体に染み渡る。わさびを美味しいと感じられてよかった。
これが一面わさびなのすごい
安曇野ワイナリー。ワイン樽を見ると名探偵コナンの映画を思い出す。
松本に来るのはこれで5回目くらいだけど、何度見ても松本城はきれい

当日は雨が降る予報だったけど、本当に運良くどこに行っても降られることはなかった。なんてついているんだと思いながら最終の特急あずさで東京に戻る…はずだった。


21時頃、甲府駅の手前で電車が停車。「韮崎から竜王の間に設置されている雨量計が基準値を超えているため安全確認をする」と車内アナウンスが入り、そこからなんと4時間ほど缶詰状態になってしまった。

車掌さんは状況を説明するたびに謝っていたが、自然のせいなのでしょうがない。僕の観測範囲では、誰も文句も言わず苛ついたりせずじっと待っていた。よくいわれる日本人の国民性のようなものを垣間見た気がする。
僕は一緒に行っていた友人と喋りながら待っていたけど、1人でずっと待ってるのはかなりしんどかっただろうなと思う。

深夜1時手前くらいでようやく動き出し、そこからいくつかの駅に止まりながら3時過ぎに新宿に到着した。この時間まで業務にあたってくれた皆様に圧倒的感謝。

誰もいない新宿駅は新鮮だった

終電はとっくに過ぎているので、特急の車内に泊まっていいことになった。救援物資としてドリンクや軽食をいただいた。

夕食を食べそこねていたのでありがたかった

そのあと5時くらいまで仮眠をとって、電車に乗って家に帰る。こういうイレギュラーな状況のときにまあしょうがないよなーと思えるくらいの精神性を持っておくのは大切だなぁなんてことを、日暮里駅のホーム RedBull を飲みながら考えていた。

また違った意味で身体に染み渡った

とんだ夏休みだったけど、このハプニングのおかげで一生忘れない思い出になったような気がする。明日からまた夏休み後半戦が始まるので頑張って乗り切っていきたい💪


宮島衣瑛です!これからの活度のご支援をいただけると嬉しいです!