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#3 n足のわらじを履く人生

こんにちは、学期末の課題ラッシュに追われ始めてきた宮島です。前回は、僕の周りにいるメンバーについてまとめました。

Facebookでは昔から僕らのことを知ってくださっている方から「みんな大きくなったね...」などコメントいただきました。ありがたい限りです。

さて、今日は僕の働き方というかビジョンというか、基本スタンスについて書いてみたいと思います。
冒頭でも述べたように、僕はいま大学の学期末課題の波と戦っているところです。ということは、僕は大学生なんですね。その傍ら、Innovation Power という「教育×テクノロジー」を基盤とした会社の社長もやっていますし、CoderDojo Japan という全国にある CoderDojo コミュニティを裏から支える一般社団法人の理事も務めています。また、地元では CoderDojo Kashiwa を主宰しており、行けるときは毎回子どもたちとプログラミングをやってるし、現場の先生方や教育委員会の先生方で構成されている研究会にも参加させていただいています。
いろいろやりすぎているからその分コミットメント低いんじゃないかと思われがちですが、案外そんなこともなくて、例えば大学では3年間で(今のところ)一つも単位を落としていないですし、学科のPR用映像を作ったり、教員志望学生のためのプログラミング教育プロジェクトにも取り組んでいます。

CoderDojo Japan ではいま水面下で動いていること以外だとまだあまりお役に立ててない🙇‍♂️のですが、コミュニティ全体でいうと、DojoCon Japan 2018 という全国の CoderDojo コミュニティメンバーのためのカンファレンスイベントを昨年の8月に開催して、実行委員長としていろいろやっていました。

地元のDojoでは、子どもたちにプログラミングを教えるのはもちろんのこと、最近ではコミュニティを意識して、手伝ってくれている高校生の子たちとご飯行ったり勉強会したりしています。

Innovation Power では、大体の外回りの仕事は僕がやっています。例えば、総務省の「地域におけるIoTの学び推進事業」に採択されて北海道の十勝地区でやってる十勝EdTechコンソーシアムに毎月1度は行ってワークショップしてるし、たまにオンラインでアドバイスすることもやってます。

プログラミング教育だけで大体これくらいのプロジェクトが動いています。

その他にも、大学生にWebアプリの作り方を教えたり、教員研修の講師として呼ばれたり、カリキュラムを作ったり、自分でプログラムを書いたり、たまに取材されたり、文章を書いたりしています。
自分で見てもよくわからなくなってきてはいるのですが、「しんどい」とか「辛い」とかって思う仕事は以外と少ない。殆ど無いと言っても過言ではありません。

共通した軸を持つ

その理由は明白で、すべてのプロジェクトに「教育」というブレない軸があるからです。すべてがリンクしてグルグル回っている状態です。
午前中に大学で学んだ内容が、午後のミーティングで役立つこともある。会社で開発したものが CoderDojo に役立つ。CoderDojo で出会った人たちと新しい仕事を始める。良い連鎖が生まれています。

最近自己紹介をするときに使っているスライドです。会社やボランティア、大学などはすべて僕の信念(=ビジョン)を中心に相互作用しあっています。その結果様々なアウトプットが生まれてきます。
だから、どこかで頑張れば巡り巡って他のことにも役立つのです。もし仮に大学で農業について学んでいたり、文学について学んでいたりしたら、人間としての幅は広がりそうですが、今のように気持ちの良い仕事はできていないのだろうなと思います。少なくとも僕の場合は、今の働き方が性に合っているように感じます。

最近では、終身雇用制度の崩壊や企業の副業解禁など、新しいカタチの働き方について取り上げられることが多くなってきました。幻冬舎の箕輪厚介さんや筑波大の落合陽一さんなど、特定の組織に属してはいるもののそれ以外の仕事もたくさんやられている超人のような人も出てきています。
特に落合さんの提唱している「ワークアズライフ」は、僕にとても合っている生き方だなと思います。ワークライフバランスの考え方は、ワークとライフを明確に区別するやり方です。それに対しワークアズライフは、起きている間はすべて仕事であり趣味である(雑な解釈)という考え方です。

↑強い。早くこうなりたい。
無限に働いて過労死するとかそんなことではなく、こういった働き方をこれからも続けていきたいという意思表明です。

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今回は僕のスタンスについてまとめました。共通した軸を持てばいろいろできることが広がるし、チャンスが舞い込んでくる確率も上がるような気がします。
さて、次回はそろそろ僕の専門分野である教育について思うことを書こうと思います。多分プログラミング教育についてになるとは思いますが、リクエストがあればいただければ幸いです。
最後までありがとうございました!

ちなみにこの文章は北海道出張から帰ってきて羽田空港から柏に向かうバスの中で書きました。北海道はマイナス13℃で寒かった!

宮島衣瑛です!これからの活度のご支援をいただけると嬉しいです!