3年後に囲まれていたい人達と同じ服を着る

数年前に、パーソナルスタイリストさんに聞いた話です。

『3年後にどんな人達と一緒にいたい?その人たちと一緒にいる自分はどんな服を着てる?
想像できたら、その服を「今」着るのよ!』
その方はこんな話も聞かせてくれました。
アメリカの有名な俳優さんが役作りの為にホームレスの格好をして、路上で生活してみたんだそうです。
俳優さんだから、顔もいいし、人間的にも俳優業界で鍛えあげられている。
でも、「ホームレスの装いをしている」というだけで、その俳優さんの周りにたくさんのホームレスたちが寄ってきてあっという間に仲良くなり、仲間のようになっていったんだそうです。

つまり、「格好を見て同志が集まる」ということ。

(わたしはホームレスも個人差あり、頭がよく気のいい人や、やりたくて路上生活している方もいると思ってるので、ホームレスになってはいけないとはいっていない。更にわたしも公園とかにテント貼って公衆便所で顔洗ったりして旅してたことあるからほぼ路上生活経験者。)

あなたが、「その格好」をしてると、同じような格好をした仲間が寄ってくる。
さあ、その服でいいんでしょうか?

わたしは先日、今までやってた仕事をふたつもやめました。
スーツを着る仕事でした。
3年後にスーツを着ている人達に囲まれているのが、わたしは幸せに感じるだろうか?
いや、ちがうんだよな。
どっちかくらべるならば、圧倒的に、麻や綿の丈夫な服を着て、気持ちよく畑仕事でもやっている方が楽しみな気持ちになる。

そうして今日着る服に、わたしは、手持ちの服の中から厚手の綿のワンピースを選んだのでした。

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