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不運な出来事は、身代わり?

 イヤなことがあったとき「ツイてない」と思う人が多いでしょう。しかし、そのイヤなことは、もっと大きなイヤなことの身代わりかも知れないのです。

 例えば、風邪を引いたときは、これで大病をせずに済んだと考える。財布を落としたときは、大金を失う危険が減ったと考える。

 このように、不運な出来事もラッキーと思えるようになると、少しは明るい気分になり、気持ちに余裕も生まれてきます。クヨクヨ落ち込んでいるより、よほどマシ。

 どんな不幸に見舞われても、必ずそれよりひどい状況が考えられます。「この程度で済んでよかった。お陰で大きな災難に至らずに済んだ」と肯定的に受け止める習慣をつけることをお勧めします。

 何も欠点がなく、完璧な人はいません。誰しも問題やハンディ、それに劣等感を抱えて生きています。
 そうしたマイナス要素があるからこそ、それ以外の分野で悩まなくて済み、全体としてうまく機能しているとも言えるのです。

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