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人生は舞台

 「生きる」ということを喩えてみれば、、、
 私たちは、平均的に言えば70~90年、この世という舞台で役者をやっており、個性豊かな共演者とともに物語を紡いでいる。で、お迎え(寿命)が来て幕が下りると、役を降り、あの世というところでしばし休憩する。
 そしてまた、命を授かり、これまで経験したことのない役柄で次の舞台(人生)に登場する。これを何度も繰り替えす。そんなイメージかなぁ。
 
 一人ひとり役柄や生き方は違っても、みんなに共通するテーマは「様々な共演者たちから刺激を受けて、人生を満喫する」ことだと思います。人生を満喫するとは、そのときどきに湧いてくる感情をじっくり味わい尽くすということ。
 (一般的に言えば)感じたくない感情、例えば、悲しみ、苦しみ、みじめさ、ねたましさ、不安、劣等感、孤独感、寂寥感、怒り、憤り、イライラ…。こういう感情も、せっかく生まれてきたのだから、しっかり味わっておこう。味わってみたかったから、こういう感情が湧いてきたのだろう。こう思える人は「静かな喜び」を感じる力や感受性が高まってきて、感じたい感情、例えば、うれしい、楽しい、幸せ、ありがたい、誇らしい…をより多く感じることができるようになります。言わば「人生の達人」になれるわけですね。

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