オシャレとブランドと自己肯定の話

このごろ女性として生き辛く感じる。

メイクもファッションも別に特段好きではない。
自信もないし、なにが正解かもわからない。
パーソナルカラーを受けたこともあって自分の普段着に活かそうと思ってみても別にそこまでやる気も起きない。その辺にある服を着てそのへんに行きたいしめんどくさい日は化粧だってしたくない。

高い化粧品もそこまで欲しくない。
ファンデーションとチークとアイシャドウとマスカラと口紅と、ひとつずつ、口紅はもうひとつくらいあればいいかな。まあそこまで物を増やしたくないし、そんなにたくさんいらない。だからいつも新作でにぎわっているTLに置いていかれる。なんとなく世間や流行に置いていかれている気がして、自分がイケてない人間だと錯覚してしまう。

そこにお金を使うなら5~7万くらいのバッグやコートが欲しいのだけど、最近の風潮としてそういったところにお金かけるのは高飛車と思われてしまいそうでなんともいえない。自分に自信が無いからブランドの力を借りたいと思うのは間違っていることなのだろうか。
高見えする安いバッグを複数買うより、しっかりした生地で長く使えそうないい作りのバッグがほしい。高見えする時計を買うならブランドがしっかりした時計または時計ブランドが作っている時計を買いたい。そう思ってしまう。
これは見栄とかでなく完全に自分のためだ。
化粧品ではどうにもならないところをブランドものにカバーしてもらっていると安心するのだ。

ちょっと思ったけどオシャレに疎いとブランドに走りがちなのかもしれない。ワンポイントのオシャレとしてブランド物持っておけばなんとなくオシャレな気がするから。だから買いたいっていつも思ってる気がする。

でも私がそれで満足していても、パーソナルカラーやパーソナルデザインに合ってなければ勝手にひとから似合ってないとか評価されるんでしょ?地獄だな。本当に勝手に個人のファッションやオシャレを外から評価する目線やめてほしい。私は好きなものを身に纏っていることがある種のオシャレなんだと思ってるんだからそれでよくない?いいよね!

見栄のために化粧品を買うより、私はそのお金でいい服を買いたい。
うん、これでいいんだよね。
合ってるかどうかも大切だけど、私は着たいものを着たい!
それで文句やいちゃもん言われても、これがすきだからいいの!っていえる大人でありたいな。

自己肯定って自分のことをカワイイ!!って思い込むことでもなんでもなくて、かわいくないところも認めて受け入れるところからはじめたい。そこをどうするかはもう死ぬまでの課題だから、そんなところも好きになれる自分でいたいなと思うのでした。

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