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テスト勉強していないと言いつつ、そこそこ良い点とっていたあの頃

テスト当日の、あの頃の教室の雰囲気を思い出す。

みんなソワソワして落ち着かない。

ノートや教科書をしっかりと見直している子もいる。

友達同士集まって、ガヤガヤ騒いでいる子たちもいる。

「ここ絶対出るよ!」

と根拠のないことを自信満々に言ってくる子がいたり、

「やばいやばい、全然勉強してない、やばいやばい、
まじでやばい」

全く勉強していない、と強く主張する子がいたり、

「今日寝てないんだわー、寝ずに勉強した」

一夜漬けをアピールする子、

「今回は、まじで頑張った、めっちゃ勉強した」

勉強したことを自信満々に言う子、

「教科書のここからここまではやったけど、
あとはやってない。捨てた。」

ある特定の範囲だけしっかり勉強したけど、
ある範囲は全く勉強していないとアピールする子、

色んなタイプの子がいたなと。

私はどのタイプだったか思い出す。

テスト1週間前くらいから、テスト勉強を始めていた。

しっかり勉強したかと言われれば、
そんなことはない、中途半端だった。

全く勉強していないわけでもなく、
しっかり理解しているわけでもない。

テスト前日は寝ないで朝方まで勉強していた。

友達の前では一応、

「全然勉強してない」

と言う。

「勉強したよ」と誇らしげに言って、
点数が低かったら格好悪いと思っていたからだ。

そう思うのは仕方ないことだと思う。


だが、あの頃の自分に言いたい。

「全然勉強してない」と言っていたくせに、
ちゃっかりいい点とっていましたね。

『どうせ、しっかり勉強しているんでしょ』
と友達は本当のこと見抜いていましたよ。

素直に「勉強した」と言えばいい。

「勉強していない」と保険をかける必要もない。

「めちゃくちゃ勉強した」と豪語して、
そこそこの点数しかとれなくてもいい。

あなたはイカサマさえしなければ、よいのだから。



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