マスカラもつけない
年々、めんどくさがり屋の性格に拍車がかかり、メイクも最低限のほどこしになっている。
メイクにかける時間は10分。
いやもっと短いかもしれない。
20代の頃、色気づいてマツエクをしていた時期があった。
マスカラを毎日つけるよりもはるかに楽だ。
しかし、数日も経つとぽろぽろと毛が落ち、スカスカのまつげになる。
結局、またサロンに行かなければならない。
そんな女子力が継続するわけがなく、結局私の中でのマツエクブームも早々に終わった。
汗水垂らす肉体労働に職業が変わると、今度は汗でマスカラが滲むのが気になりだした。
ウォータープルーフのマスカラを使えばいいのだが、そうなるとメイク落としに時間がかかってしまう。
かといって、スルっと落ちるマスカラを使うと、パンダ目になっていないかいちいち気にしなければならない。
結局、マスカラもつけないという結論に至り、まつげには何もしなくなった。
少しでも目をぱっちり見せたいという欲もなくなり、メイク崩れが起きないようなメイクをしている。
下地は日焼け止め、その上にパウダー性のファンデーションとチークをパタパタ。
まぶたにアイシャドウ3色をササッとのせ、アイブロウマスカラをつけておしまい。
所要時間10分。
理想は5分。
メイクに時間をかけるよりも、美肌を維持することに時間とお金をかけなさい。
なんて美容家が言いそうなことを言ってみる。
いや、誰もそんなことは言わないかもしれない。
ここ数年、素まつげで勝負をしている。
マスカラは何年も使っていない。
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