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今年も蚊に刺されなかった

昨日は11月というのに一日中半袖で過ごした。

いつの間にか夏も終わっていて、もう冬になろうとしているのに、季節感がめちゃくちゃだ。

冬になろうとしているから槇原敬之さんの「冬がはじまるよ」を歌いたいのに、半袖で過ごしてしまう現状では説得力がない。

そんなことはさておき、この時期、毎年思うことがある。

今年も蚊に刺されなかった。

上京して8年目になるが、蚊に遭遇する機会が圧倒的に減った。

地元にいた頃、蚊取り線香は必需品で、それでも蚊に刺されてしまうのでクリームを塗りたくっていた。

ぷくっとふくれあがった皮膚に#の印を爪痕で残していた。

寝ている時、モスキート音が耳元で鳴ると首をぶんぶん左右に振り、絶対に刺されまいと抵抗していた。

上京してからはそんなこと一度も経験していない。

都内に住んでいるからだろうか。

そういえば、家にゴキブリも出たことがない。

どちらにせよ、ありがたい話である。

実家にいたころは、ゴキブリもムカデもゲジゲジも当たり前のようにいた。

朝目が覚めて、太ももに何か違和感を感じるなと思ったら、ムカデが皮膚の上を這っていたこともある。

蚊に刺されることもなければ、ゲジゲジにもゴキブリにもムカデにも遭遇していない。

やっぱり東京は快適だ。


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