見出し画像

GEG(Googleツールを活用する先生たちのグループ)の勉強会に参加してきました!

◆ここまでの経緯

・私は去年から読書教育(読書×国語の学力UP)の勉強をしています
将来的にはICTを活用して、オンラインの読書コミュニティを作りたいです

今年の3月、読書教育に詳しい先生が主催する勉強会に参加

→そのつながりから、Facebookグループの「ICTで国語授業を変える教育者グループ」に参加。

→そのつながりから、今月都留文科大学で開かれた「つるぶん授業フェス」という勉強会に参加。

→その登壇者の方に「ICT活用について学びたい」と相談して、GEGを紹介してもらった

→きのう、GEGの勉強会に参加した←今ここ!

会場は六本木ヒルズの森タワー。Google Japan本社の会議室で行われました。


森タワー。高いです。
ドラえもんがたくさんいました。


会は思ったよりも大規模で、会場には30人くらい?の先生たちが集まっていました。
自己紹介が「校種は何ですか?」「教科は?」みたいな言葉から始まる先生たちの集まりに塾講師がお邪魔するわけで、毎回緊張します(^^;
自己紹介の練習をしないといけないですね…

◆GEGって?

👉Google 教育者グループ(Google Educator Groups)は、地域の教育者がオンラインやオフラインの交流を通じて共に学び、情報を交換し、互いを高め合うためのコミュニティです。
日本全国に96拠点あります。

古澤の解釈:GIGAスクール構想は始まったばかりで、クラウドツールやICT端末の活用法はまだまだ手探りです。
そんな中でいろいろな実践をされている先生たちが事例を持ち寄って、楽しみながら学び合うグループ。それがGEG!だと思います。
(不正確かもですが、できるだけ分かりやすく書きました!)

◆会の内容

↓こんな感じの三部構成でした。

  • 県立高校にGoogleクラウドを導入した事例紹介(困難なことをどうやって克服したか)

  • 小学校「道徳」「総合」の授業でのICT活用例

  • 興味のあるテーマに分かれて議論&ジャムボードで意見まとめ

ICTツールの質問機能を活用する
道徳や総合の授業での実践&模擬授業
Google Japanがコーヒーやチョコレートなどの軽食を用意してくださいました。ありがたや!

◆学んだこと

大きく3つのことを学びました。
1つめは、ICTの活用によって生徒の行動が変わることです。
発言するのが苦手な子でも、タイピングやチャットだとうまく自己表現ができることがあるそうです。
手書き、チャット、イラスト、動画などいろいろな表現パターンを組み合わせることで、これまでよりもたくさんの生徒がうまく自己表現できるようになるわけですね。

→これは読書会にも活用できます。
文章から読み取った情景をイラストで表現したりすれば、語彙の少ない子でも気持ちを伝えやすいかもしれないと思いました。

2つめは、生徒の思考過程が目に見えるようになることです。
授業中に「あなたはどう思いますか?」みたいな4択の質問をした時、ICTを使うとリアルタイムで生徒の思考が見えます。
「1番を選ぶ人が多いな…3番を選択してたけど、やっぱり1番に変えよう!」のように、生徒の自信のなさや、他人からの影響され具合が見えたりするわけですね。

→これも読書会に応用できます。オンラインでのやりとりは一方通行になりがちなので、途中でクイズなどゲーム的な要素を入れたいと考えていました。
文章の解釈をクイズにして出題する→迷いながらいろいろ考えて、どんなことを迷ったかについて話し合う みたいなやり方は、場を盛り上げて議論を活発にさせるために使えるなと思いました。

3つめは、学校の先生たちの雰囲気です。
塾で生徒面談をしていて常々感じていたんですが、塾の先生は生徒や保護者の目を通してしか学校の先生を知ることができないんですよね。
そして保護者の方が塾に相談する時は、学校に不満がある時です。どうしてもバイアスがかかってしまいます。

つるぶん授業フェスと今回の勉強会を合わせて百人近くの先生たちとお会いできて、そのモヤモヤが少しずつ晴れてきたように感じます。
学校の先生たちと授業実践について話し合うの、楽しいです!

◆まとめ

とは言え、読書会の顧客開拓の方がまだまだなので、まずは目の前のお客さんの要望をどう叶えるかを考えていきたいです。
葛飾区の助成金事業での読書会&作文アウトプット教室(的なもの)の企画をこれから詰めていきつつ、少しずつオンライン移行の方法を探っていきます!

登壇者の皆様、会場を提供してくださったGoogle Japanの皆さま、そして一緒にワークショップをしてくださった参加者の皆様、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?