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「好きなこと」で生きるを諦めない

こんにちは。ADHDで同性愛者の桐名はのです。
これをなるべく挨拶にしようと思っています。

最近、小田桐あさぎさんという方の本を二冊読みました。

お金の使い方や稼ぎ方(はあんまり載ってないけど稼ぎ方の心構え)的な本と、

恋愛術や仕事など、生き方の本です。

こちらは男性の落とし方などが書いてあったので「まあそれはNot for meとして」生きることとしての心構えに大変共感しました。

要するに、どちらも嫌なことは何にもやらない!好きなことだけやる!そうすると全部上手くいくよ!という話なのですが、それに関しての説明というか説得力が、大胆かつ頷いてしまうパワフルさに満ちあふれていました。

とくに「この世に恥ずかしいこと、絶対やらなければならないことはない」というマインド。
わかるわかる~と思いながら読みました。

「この世に恥ずかしいこと、絶対やらなければならないことはない」

この世には人を揶揄する言葉が溢れていて、例えば私は離婚後に子どもを連れて実家に帰っていたので自分のことを「子連れこども部屋おばさん」と呼んでいたのですが(笑)
これって、世間体を気にする方にとっては軽蔑の対象であり、自分がそうなったら耐えられないことだと思うんですよね。

そう、人を軽蔑するから自分が苦しくなる。
私も昔、デキ婚を恥ずかしいものだと思っていました。なのに自分がデキ婚することになり、自分のことを責めて「せめて若いのにしっかりしてると思われないと」と一人でがんじがらめになり、苦しい中で「なるべく普通にふるまう」べく戦っていました。
今思えば「若いのにしっかりしてると思われないと」←誰に? て感じなのですが……「普通」も誰から見て? て感じだし。
当時の私の基準は、悪意のある回答にも満ちたネット(特に発言小町)だったのでがんじがらめだったのも頷けます。

でも、今は子連れこども部屋おばさんも恥ずかしいとは思わないし、精神障害だって、同性のパートナーがいたって、人それぞれだよね~という感じ。
私が朝起きられないので子どもは一人でご飯を食べて学校に行くし(もう6年生なので何も困らない)働いている彼女の方が家事をしている時もあるし、かといって自分のことを「変だから」と責めることがほとんどなくなりました。
昔、おせっかいな叔母に「子どもの見送りだけはした方がいい」と言われたことがあって、それをずっと気にしていたんですが、今なら「根拠は?」と返せます。
(ちなみにこの叔母は、私が同性のパートナーを作ったことに反対してきて私の母と対立し、今なお親戚関係をぶっ壊しています)

お風呂に毎日入らないなんて信じられない!という人はたくさんいるけど、私はお風呂にも一週間入らないとかざらです。ずっと家にいるから家族から苦情が来ない限り誰も困らない……

BMIは20以下が当たり前!それ以外はデブ!甘え!という価値観もあるけど、私はBMI30あるけど健康なので甘えてなんぼ、オールOKだと思っています。

全部「恥ずかしい」は自分の中の軽蔑から来る。それを最近身に染みて思っていたので、うんうんと頷きました。

「豊かに生きると決めた」

ところで私は一年前に「豊かに生きると決めた」ことをnoteに書いているんですが、その後ものすごく稼ぎが増えてはいません。
なのでお金の本を読んでいるわけですが、ふと考えたときに「時間にずいぶん余裕ができて健康になったなぁ」と思いました。

セラピストの仕事を辞めて、外に出なくなったことが自分には相当合っていたようで寝込む日がほぼなくなりました。
(とはいえ一昨日希死念慮で寝込んでいたのですが、これは外出しすぎた代償だと思います)
(一週間限定で公開していたKING OF PRISMを見るために毎日往復三時間かけて映画館に行ってました)

毎日起きて、家事をして、やりたい仕事をして、夜中に寝て昼に起きる。ストレスフリーという言葉がまさにぴったりな生活なのですがこれって「豊かになった」と言えるのではないでしょうか?

ひとつ大きな執筆の仕事をどうしても辞めたくて辞めてしまい、その後家計が苦しくなってしまったせいでずっとやりたくない仕事を探していました。金銭的に余裕が欲しいという一心だったのですが、求職が上手くいかず死にたくなったりして、どんどん焦って自分を見失って、辞めたかった仕事を辞めたことを後悔したりして……

でもまぁ、親に頭を下げてお金を借りようと思えたし、なんとかなると思います。今も親に借金をしていて返済中なので(結婚式と新婚旅行の分)さらに借りるなんて恥ずかしいし言いにくいなと思っていたのですが、また仕事が安定したら返していけばいいだけですしね。
その合間にやりたい仕事を探して、やりたい仕事だけやって生きようという決意を改めてしました。

今はこの先どうなるかわからないけど、きっと良い道筋があると思います。そのための種まきをいっぱいして「自分の好きなことで人を幸せにする」ことを心に留めてがんばろうと思いました。

小田桐あさぎさんの本はもう一冊出ているようなのでチェックしたいと思います。
読んでくれてありがとうございました!

ふわふわ大盛り桐名ちゃん(最近ツイッターで名乗り始めた名前)
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