No.35「秋元康さんから学んだ教育」

こんにちは、あーさーです。
前回は、「新しいカギ」というフジテレビ番組の「学校かくれんぼ」というコーナーから見えた教育について投稿しました。
新しいカギが好きな人や教育に関心がある人に読んでいただけると嬉しいです。
No.34「新しいカギから見えた教育」|あーさー/Cheish Home事業代表 (note.com)

さて、今回は、秋元康さんから学んだ教育について綴ります。
秋元康さんは、みなさん知っての通り、音楽プロデューサーの方です。
先日、「まつもtoなかい」という番組に出演していた際に、話していたことが教育にも同じことが言えると感じました。

秋元康さんは、AKB48などのプロデュースをしており、東京ドームなど大きなステージでライブをこなしてきました。けれど、秋元康さん自身はステージに立つことはありません。ライブで歌う曲を選んだり、演出を考えたり、演者ではなくプロデューサーとして全うしています。その秋元康さんがこのような発言をされていました。

「僕がステージを構成しようがプロデュースしようが、プレイヤーのほうが 
 どっちがいいかわかっている。だから、最後はプレイヤーに任せる。」

「前田敦子が卒業する際にも、卒業したいということを聞いて、それなら今
 日のステージで、エンディングの曲のMCの時に言ってもいい。と判断は 
 委ねた。」

 この発言を聞いて、まさに教育の鑑だなと感じました。
子ども達に対しても選択肢や環境を整えるてあげることが大人の役割であり、選択したり実践したりするのは子どもです。

 実際の学校現場ではどうでしょうか?プレイヤーである子ども達に与えるものが選択肢ではなく安全なレールになっていることが多いように感じます。「失敗をさせない」という配慮が多く、安全なレールから外れようものなら声掛けが飛び交い、すぐに軌道修正が入ってしまいます。「失敗は成功のもとだから失敗を恐れないで。」と口では言うものの、失敗を成功に導くまでの時間の確保が難しいこともあり、配慮内の失敗しか経験させることができない。プレイヤーに任せるには、担任の力量や心のゆとりがなければなかなかできない。けれど、秋元康さんのような考え方や懐の深さが教育界にも広がれば、子ども達の活動に豊かさが出てくるはずです。

 私の住む地域では、定期的に先生方の研修会が行われます。けれど、その多くが「教員が講師」です。現場の人が現場の人に講演をするので、知識や固定概念は固まる一方です。

 費用的に現実的ではないですが、秋元康さんのような方が講師になることで上記のような教育の豊かさが出てくるのかなと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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