②5階、10階降りる度に手持ちを見直せ

②5階、10階降りる度に手持ちを見直せ

・ゲームで
 これはなぜかと行ったら、降りる度に敵が強くなったり変なヤツが増えるわけで。そうした時に果たして従来のやり方でいいのか?今の手持ちはいいの?というのを反省する必要はあるのかなと。

 端的に、今99階にいて後一階降りたら終わりって状況で巨大なおにぎりを5~6個とかいらない笑せいぜい1個あればいい。そうした重要性と優先順位は刻々と変わるわけだから、いらないものは遠慮なく捨てた方がいいと。
 これは例えば60階あたりからアークドラゴンとかイッテツ戦車が出るわけだが、そうした時に従来のやり方ではもう全くうまくいかない。
 なぜうまくいかないか。アークドラゴンがもうエリアの範囲外から打ってくるってのに、今までの価値観や優先順位でやってたら詰むに決まっているわけだ。杖を振ってもダメ、矢を打っても届かない。そうした圧倒的な変化があるのに今までのやり方でやっててうまくいくわけがない。

 例えば回復アイテムなんかは後半の方がより重要になると思う。だから右肩上がりの重要性があると言える。
 これとは真逆に重要性が右肩下がりになるアイテムもある。天の恵みの巻物、地の恵みの巻物なんかはまさにこれ。
 ちょっと上げた武器防具を強化し分裂し合成して強くしていくのに比べて巻物は必ず+1しか上がらない。これを合成するにしても、+1が6個では+6にしかならない。+10の武器に+3を5個足しても+25。
 でも分裂をうまく使えば+10が二個になるわけだからいきなり+20を合成できる。
 +25を4つに増やして合成できればもう上限の99になると考えるとこっちの方が手軽である。
 つまりこれは何を意味するか。ゲームの進行に従って足し算からかけ算になったということ、なるということ。そしてそれに伴い価値のインフレが起こり、それに伴い足し算でしかない天の恵み、地の恵みの存在感は薄れていく。序盤では垂涎ものなのだが、最終階では見かけたとしても無視するほどまでになる。

・人生で
 優先順位は時代の変化に応じて設定し直されるべきだし、そうした余地は折に触れてあった方がいい。幕末、武士階級は近代的な銃によって次々と駆逐されていった。剣道歴何十年の剣豪が使い方を習っただけの農民兵にすら駆逐されるような事態が生じるようになった。
 美意識としての武士道は否定しないが、緊急性のある時なら最善の手は銃を習うこと、奪うこと。逃げること、刀を捨てることになるのではないかと。
そうした価値観の推移や優先順位の変化には敏感たれと。そうでないと、名刀を5~6本持って銃にやられてしまうはめに陥る。
 戦国時代も火縄銃自体はあちらこちらでよく見かけたはずである。それを体系化し取り入れることを考えたのは信長(とあと雑賀集か)である。武田軍団も銃は知っていたに違いないが、結果は長篠の合戦を見る通りである。

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