①残り回数の分からない杖に慣れてると、死ぬ

①「残り回数の分からない杖に慣れてると、死ぬ」

・ゲームで
 そもそも杖を使う場合って特殊な場合が多い。素直に攻撃すりゃいいものをそうしないわけだから、特殊な場合というより重要な場面、緊急性のある場面が少なくない。
 それが例えば場所替えを使って場所を変えるだけなら特に問題は起こらない。ブフーの杖(相手を一撃死させ、肉にする杖)を使うような場面、特に緊急性が関わるような場面ではこれは致命的な事態を引き起こしかねない。万が一空振りした時のダメージが凄まじく大きい。でもそうした場面こそがブフーの杖を使いたい場面でもあるわけだから。
 つまり、緊急性の関わる場面で、効果的だが残り回数が分からないような杖に頼ってると、いつかは死ぬ。

 ブフーの杖がこれが5~6本とか手元にあったりするわけですよ笑最強の杖が5~6本もあるもんだからこりゃ余裕だなと思って振ったら、空っぽ笑
 余裕どころかいきなり窮地に立たされることに笑まあそりゃそうですわな、緊急事態だから杖を使ったのに、その杖が空っぽなわけだから。

緊急事態
1、杖を使って解決
➡️問題解決

➡️ところが空っぽだった
➡️2、敵に攻撃されて危うくなる
ここでああ、普通に攻撃してたらまだ良かったんじゃないか?となる。他にも色々選択肢はあったはずなのになぜよりによって空っぽの杖を振ったりするかなと悔やんでたりする笑

➡️3、失点を取り戻すためにいろいろする、ブフーの杖を敵に投げるとか。

 ここで重要なのは、なぜ回数の分からない杖を使ったのかということで。多分まだあるだろうとか、多分あと1~2回は使えるはずという思い込みがあった。結果的には色々な選択肢を潰した末によりによって最悪な手を選んでしまうはめに陥ると。そうした行き当たりばったりな手を打ってると、今は良くてもいつかは詰む。いつかは肝心な場面で空振りすることになりかねない。

・人生において
 詰めが甘いと言いますか、肝心要、ここだけは外すまいという場面においてなぜか外れるのが人生。
じゃあ運が全てか、人知人力の全く及ばぬ問題なのかと言えばそうではない。小さいところからつまりは習慣から直していける部分もあるというのが重要なわけで。
 その一つがこれ。もう絶体絶命でヤケのヤンパチで杖を振るならともかく、どうせあるだろう、なんとかなるだろうという気持ちで杖を振って死ぬ例がいかに多いか。
 杖を振るのは常に特殊な事態。そういう時に詰めの甘い手を軽い気持ちで打ってると、人生詰む。詰まないまでもダメージは必然的にでかくなる。
 そういう危険性があるわけだから、当たるも八卦当たらぬも八卦、当たればラッキーなければ死亡みたいなこと繰り返してりゃ、そりゃいずれは死にますって。

 もう一つ言いたいのは整理整頓の重要性なわけで。緊急性の高い事態があるのに、今まで通りのやり方でうまくいくわけがない場面てのは少なくない。
 ブフーの杖しかも回数わからないのが5~6本あってああ無敵だってのは幻想。振って空振りでは百害あって一利なし。確かにたくさんあって一安心はある、でもその一安心と緊急事態に果たして対処し得るかは全くの別物。
 ブフーの杖0が3本、20が3本あるよりは残り回数が1回しっかりあるとわかるやつがたった一本ある方がいい場合がある。整理整頓てのはつまりはこれを意味している。重要な場面、緊急性の高い場面。硬軟織り交ざったような状況にしっかり対処するためには整理整頓が大切ということ。
 ブフーの杖1本1回は、残り回数?30本に勝ると言っても過言ではないってこと。これは整理整頓の要だと言えるだろうな。

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