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Dinosaur Jr.


最近Dinosaur Jr.のアルバムを聴き直している。Dinosaur Jr.は最高なので。

Dinosaur Jr.(以下ダイナソー)の出会いは大学生の頃。Out Thereのイントロの歪みに歪んだ轟音ギターを聴いた瞬間から今に至るわけである。


やはり魅力はJ Mascisのフェンダージャズマスターから放たれるギターサウンド。ギターソロは犯罪とまで言われたUSハードコア全盛期にJが間奏で延々と爆音で歪んだギターソロを弾きまくっていてヤバかったというエピソードを何かのインタビューで読んだことがあるが、その異端さがある意味ハードコアであってバンドを際立たせている理由なのだと思う。初期はSST Recordsに所属していたけどある意味そのキワモノ感をGreg Ginnは評価していたのではなかろうか。
あとは、Jの無気力なボーカルとそのギターとの組み合わせ。そしてJのオタク的な言動とバンドのビジュアルはハイプさが微塵もなく、NirvanaやMadhoneyなど当時勢いのあったオルタナバンドよりも自分にしっくりきた。

彼らのアルバムだと、Out Thereから入ったこともあって今でも「Where You Been」が一番好きだ。この頃はオリジナルメンバーであるLou Barlowも抜けていたし、Murphもそこまで作品作りにタッチしていないのだが。。。そういう意味で僕はダイナソーというよりはJ個人が好きなのかもしれないと最近思う。この後の作品もJのソロ的意味合いが強くなるほか、最近のアルバムでもJとLouはあまり仲が良くないらしく、Jがほぼ作っているという話も聞く。Jのソロも最高だしね。そんな感じでDinosaur Jr.愛しているという記事でした。


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