見出し画像

アイスランド旅行記②〜プロローグ(後半)

・前回までのあらすじ

2016年12月、来る春休みを充実させるため、アイスランド行きを決断する。飛行機のチケットやホテルの手配に苦戦しながら、本当に1人で行って帰ってこれるのか?という恐怖心と戦っていた。

・アイスランド旅行に必要な物って?

ボランティア団体から、事前に用意するよう言われていたものがこちら。

・レインコート ・防水パンツ ・暖かい服 
・防水ハイキングブーツ ・暖かい寝袋 
・枕 ・水着 ・タオル ・作業服 etc

アイスランドの天候は予測不可能。備えは多いほど良い。でもお金はない。どうにか安く抑えるため、色々工夫した。

まず、レインコートと防水パンツは、中学生の頃に買ってもらったスキーウェアで代用。こんな私でも、一応スキーをしたことはあるのだ(一回だけ)!サイズは問題ないし、スキーウェアなら防水性もバッチリだろうということで、ここはお金が浮いてラッキーだった。

暖かい服は、ユニクロのヒートテックを4枚くらい持って行った。普通のヒートテックより凄い、スーパーヒートテックみたいなやつ(2017年に売ってました)も買った。作業着は、汚れても良いような着古したセーターを。直前に、earthで破格のセーターを2枚買い足す。

さて、高いけれどどうしても買わなければいけないものがある。それは「防水ハイキングブーツ」。こればっかりは持っているものでは代用できないし、雪道を歩くのだから絶対必要。好日山荘に行って、ちゃんとした物を購入した。(これっきり履く機会が無く、靴箱の中で持て余しています。)

それから、バックパックと寝袋も買うことにした。事前の説明会で聞く限りでは、スーツケースは舗装されていない道では使いにくいし、「初日にキャスターが壊れて担いで移動した」なんて体験談を話す人もいて、こりゃバックパックの方が良いなと思った私。これが後に失敗だとわかる…。寝袋は楽天で購入。泊まる場所は屋内だけど、全員分のベッドは無いですよ〜というような説明が英語で書かれていたので、寝袋は必須だった。この寝袋は、後に友達の家に泊まる際の私の寝床として、それなりに活躍するのでした。

・出発前々夜に発覚した凡ミス

出発を2日後に控えた、2017年2月16日。私はパッキングを始めた。

前述したバックパックは、かなり大きい。2週間分の服といっても向こうで洗濯するので実質3泊4日と大差無いし、どうにかなるだろう〜と思っていた私。しかし、全然入りきらなかった。バックパックとは言っても、所詮大きめのリュック。よく考えれば、靴やらスキーウェアやら、かさばるものばかりなのに入るわけがなかった。どう詰め込んでも無理。スーツケースを買うお金なんて無い。大ピンチ。親は呆れている。

どうしたかというと、近所に住む海外経験豊富な親友に泣きついて、大容量スーツケースを貸してもらいました。愚かな友達に嫌な顔一つせず、バイト終わりに速攻車で届けにきてくれたNちゃん。実はNちゃんは翌日から福島へボランティアに行くところだったけど、スーツケースを二つも持っていたので私に一つ貸すことができたのだ…あなたのおかげで私はアイスランドに飛び立つことができたよ。本当にありがとう。


↓ スーツケースの中身。汚いけど私なりに頑張って詰め込んだのだ…しかしこんな大量の荷物をバックパックで持ち運んでたら、重すぎてえらいことになってたよ。洗濯用のピンチやロープがあるあたり、普通の旅行とは違う感じ。

次回、いよいよ出発です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?