娘と観に行かなくてよかった(涙)

映画「窓際のトットちゃん」を観に行った。

小さい頃の娘を思い出してもう冒頭から涙が止まらなかった。娘はもう少し大人しいタイプだったけど、話し出したら止まらない、支離滅裂(に聞こえる)話し方、必要以上に世話を焼きたがる、など共通点がありすぎて。

優しくて温かくどこか懐かしい色調の画も美しくて涙を誘い、マスクで隠すのに必死。

縁日のシーンなど、リアルに懐かしい画もいっぱいあって。

そういえば昔、縁日でヒヨコ売ってたなぁ、確かお向かいのお家のヒヨコは立派なニワトリになって毎朝鳴き声轟かしてたよな、とか思い出した。

原作の窓際のトットちゃんは、小学生の頃にベストセラーになってて、一度読んだことがあったけれど、「なんか変わった学校だな」という感想しか残っていない。

なので、同じ教室内でそれぞれが好きな科目を選んで取り組める、こんな自由で楽しそうなところだったんだとちょっとした驚きもあったり。

戦時中にこんな学校があったとは。

今少しずつこういった、子どもたちの自由を尊重するスタイルの学校ができてきているけれど、娘がトットちゃんと同じ年齢の時に、こういうところで学べていたらどうなってたかなと少し想像した。


いつも明るくてチャーミングな黒柳徹子さんの大ファンなので、こんな環境ですくすく育ったんだなぁ、子供を育む環境って本当に大切なんだなぁと、なかなか感慨深かった。

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