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手術後の1年後の検査

こんにちは、kira です。
コロナから回復しつつではありますが、仕事も忙しく、なかなかnoteに向き合う時間が取れずにいました。
まだ味覚、嗅覚障害、それから体の怠さ、時々起こる頭痛、といった後遺症のような症状が残っていますが、日中は仕事で紛れているようで、帰宅してからあっという間に眠くなる日々を送っています。

そんな毎日を送っていながらも、先日の術後1年目の検診のことを記事にしたいと思います。

手術を受けて、1年経ちました。
血液検査は概ね合格でした。肝機能の数値が若干平均値を超えているようでしたが、術後毎月のように採血していた結果を比較すると、ほんの僅かですが少しずつ平均に近づいてきているようなので、とりあえずは合格をいただけました。
それと、今回は造影剤を使用したCT検査も行いました。
手術前、手術後、手術から半年後、と、今回。
造影剤を使うことにいつも不安が消えなくて・・・
今までも大丈夫だったから、これから先も大丈夫、副反応は出ない、と、
毎回呪文のように繰り返し、CT検査を受けてきました。
造影剤を使うと不思議な現象が起きるのですが、初めて受けたときは、結構衝撃的でした。静脈注射で造影剤を入れるのですが、まずは、注射器の大きさにびっくりして、それが、機械で注入されるのですが、『チャポン』と水のような音がしたあとに、勢いよく注入される感じがあります。
そして私の場合は、注射が終わると同時くらいに、失禁してしまったのではないかと思うくらい、ピンポイントで股関節のあたりが温かくなりました。それから、消毒薬のような香りが鼻からふわっと抜けていきました。検査が終わってしまうと、何事もなかったかのように普通に戻るのですが。
検査中は『副反応が出ませんように』と、祈るような気持ちです。

それが。

今回、造影剤注入後から、なんとなく、喉のあたりに違和感が出ました。
気のせいかな、と思っているうちに検査が終わったのですが、少しずつ、少しずつ、喉がきゅうーっとなる感じ、呼吸はできるし、意識もはっきりはしてるのですが、どんどん不安が大きくなって、動機がして、喉の奥のほうが狭まっていく感じがして、怖くなりました。
付き添ってくれていた看護師さんに症状を話すと、すぐに医師を呼んでくれて、血圧測定をしてくださいました。普通に会話もできるし、血圧も問題ない、けれど、一応、主治医の診察をしてもらってください、とのことでしたので、かかっている消化器外科を受診しました。
今まで、こんなことがなかったので、不安になりました。
念のため、ということで、抗アレルギー薬を小1時間点滴をして帰宅です。
点滴が終わる頃にはもう、症状もなく、体調も変わりないのですが、不安だけが残りました。
副作用の心配もそうですが、今後、経過をみていくためには造影剤を使ってのCT検査は必須だと思うのですが、今回、副作用が出てしまったので、以後は使えないのではないか、そうしたら、他に代替の検査があるのだろうか。
そんなことを悶々と考えながら主治医S先生の診察を受けました。

『造影剤ってこれだけじゃないからね、大丈夫。他の造影剤があるから』

そう言ってもらえてホッとしました。
不安に思っていることは聞いたほうが早いですね。
しかもかなりのビビリな私は(笑

結果的には、合格、でした。
ただし、かなりの脂肪肝だそうで、消化剤が一つ追加処方になりました。

造影剤の副作用というハプニングはあったものの、概ね、合格とのことで、
まずは安心しました。
あと、迷っているのが、胃カメラ検査と大腸検査です。
どちらも、主治医的には受けても受けなくてもいいよ、と言ってくれたのですが、なんとなく気になって、迷っているところです。
胃も、大腸も、手術前とは有り様が違う気がして、見てみたいな、とも思うのですが、やっぱり、検査を受けることは少し躊躇ってしまいますね・・・
次回受診の時までには決めていこうと思います。

先日、父親が
『まもなく、アレ(手術)から1年経つのか?早いものだ』
と、言ってました。
『1年、過ぎましたよ、ありがとう』
と、言うと、
『え?もう過ぎた?生活するのに一生懸命でこの1年はあっという間だったな。そうか・・・え?1年前の今頃は何してた?』
・・・多分、年相応の物忘れが始まっているのかな。
『長男くんの卒業式に出たよ、あれから、ちょうど1年くらい』
父親にとってもこの1年は色々な思いがあった1年だったのだろうな、と思いました。
ありがとう。

病気がわかって、手術をして、抗がん剤治療をした、この1年。
本当にあっという間でした。
こうして、普通の生活をしながら、働けていることに、ありがたさを感じています。
健康でいることの大切さを改めて、考えさせられました。

☆読んでくださりありがとうございます。
病気のこと、治療について、また機会があれば記事にして
いこうと思っています。
お付き合いくださり、ありがとうございます☆


kira


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