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我が家の小さなコーヒー係

最近うちのコーヒー係が息子になった。

もともと僕と奥さんが淹れていたんだけれど、
それを見て興味を持ったらしく、
自らすすんでコーヒーを淹れると言ってくれる。

3歳児には少し大きいコーヒーミルのハンドルを
精一杯まわして豆を挽く息子。

ときおり引き出しのようになっている
部分をあけてはこちらに見せて

「まぁはいってる!」

と自分の力で挽いた力作を見せてくれる。

お湯をコーヒーポッドに入れ、
コーヒーフィルターをドリッパーにのせて、
コーヒー粉を入れ、カップにセットして渡すと、
一丁前にお湯を「の」の字を描いて注ぎだす。

最初は少しだけ注ぎ、コーヒーの粉を蒸らすのもお手のもの。

今日は奥さんが買い物に出ている間に
コーヒーを淹れてくれたので、奥さんが帰ってきたら

「ありがとう」

って言ってコーヒーをあげてごらんと言ってみる。

奥さんが帰ってきても「ありがとう」を言う
タイミングが掴めない息子に
「ありがとう」を言ってごらんと言うと、
なんともあどけない声で

「ありがとぉぉ」

と言う。

なんだかその場があったかくなる。
こどもの力ってすごいなぁって思う。

明日は大阪の中之島にある絵本の森に家族三人で行く。

そのついでに、コーヒーを淹れるのが
上手な喫茶店を見つけて、
店主さんに訳を話して、息子にコーヒーを
淹れるところを見せてもらおうと思っている。

家族三人の想い出がたくさん増えるように
生活を営んでいきたいなぁって思う今日この頃。

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