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【お知らせ】『博多豚骨ラーメンズ12』発売中です!

発売日となりました!

公式あらすじは、
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人口の3%が殺し屋の街・博多で、殺し屋を狙う史上最悪のデスゲーム開幕!

 裏稼業ご用達の医者で、闇の掃除人・佐伯のクリニックに届いた不可解な大量の死体。
 佐伯の依頼で、行方不明者の消息を追う林は、裏社会で開催されているデスゲームの存在を突き止めるが……その参加者はみな殺し屋だった。
 その頃、情報屋・榎田の協力のもと、父の惨殺事件の黒幕を調査する馬場もまた、殺し合いの首謀者と思しき危険な人物に辿り着き――。多額の賞金を餌に見世物にされる殺し屋同士の殺戮ゲーム。博多を揺るがす惨劇を前に、林と馬場たちの戦いが始まる!

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となっております。
佐伯先生の内情が明かされる回です。
彼が過去に犯した罪が、思わぬ形で大きな事件へと繋がっていきます。

ラーメンズの結成から華九会との決着までを描いたシーズン1から、
各キャラのエピソード(前半戦)のシーズン2ときまして、
各キャラのエピソード(後半戦)であるシーズン3の最終巻でございます。

本当にいろんなことが起こる巻です。
ぜひとも見守っていただけましたら幸いでございます。


今回もご購入いただいた方へのお礼として、web特典をご用意いたしました。

こちらからどうぞ。
読者さまに手伝っていただいたおかげで作業がめちゃくちゃ捗りました。本当にありがとうございました。

掌編のタイトルは決めておりませんでした(決める必要もないかもしれません)が、『サイドカー』にしようかなと思います。
この特典を読んだ後に、二人が出てくる本編のシーンをいろいろ読み返していただくと、さらに感慨深いものになるのではないかなというか、そうなったらいいなという思いで書きました。

本編と合わせてお楽しみいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。



以下はネタバレありのあとがきとなりますので、絶対に本編を読んだ後にご覧ください。

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本当にごめんなさい……。
一部の読者さまの心を傷付けてしまうのではないかと不安に思っておりますが、これで全てが終わりというわけじゃないですので。
どうか最後まで本シリーズを見届けていただければと思います。

猿渡のエピソードは、本来ならば一冊丸々使って描くべきものだと思ってはいたのですが、大変申し訳ないことにそう悠長にしていられない状況でして……。
サブストーリー的に組み込むとするならば、やはりこのタイミングがベストだったかなと思います。


本作には様々な人殺しが登場しますが、佐伯先生はある意味で最も残酷な殺し方をした人間かもしれません。
私たちもいつ人殺しになってしまうかわからないもので、本当にデリケートな問題だなと思いました。
自分も昔から容姿に対するコンプレックスが強くて、人に言われた見た目に関するネガティブな言葉は全部覚えています。どうしても忘れられないんですよね。
自分自身のエピソードや感情も交えながら書いたので、この辺の描写は執筆していて辛くなってしまいました。

そして、本作のプロットを考えている最中にちょうど知り合いから豊胸手術をしたという話を聞きまして、「小説のネタにしてもいいですか?」とお願いしていろいろ教えていただきました。(かなり高額だった……)
おかげさまですごくリアリティのある展開が書けたんじゃないかと思います。本当に感謝です。


あとがきにも書きましたが、本当にこの先どうなるか自分でもわかっていません。
未来の自分に全部丸投げしている状態ではありますが、ベストなクライマックスを迎えられるよう、最終シーズンも誠意をもって執筆していきたいと思います。
どうか最後まで応援していただけましたら嬉しいです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。





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