見出し画像

精神病患者会の活動



精神病患者会の活動

(1)内輪の内向き 食事会とレク、最も最も重要な活動

と云うかセーカツそのもの

地道なセーカツそのものである。愉しく、タイヘンではあるがなかまたちとのセーカツそのものであり、たまり場を維持するためのお掃除やお茶の用意などを含んでの取り組みであり、患者会の根幹中の根幹であり、いよいよと為ったら、この活動だけと云うか、この活動そのものが患者会の本体である。

 シンドい、オモタい病者にとっては、コレだけで、精一杯と云うことも多い。だからこそ、オモタいシンドい病者とともに、いやそうじゃない、オモタいシンドい病者中心にやっていこうとするキーサン患者会としては、この活動が本体と為る。それは、キーサンのセーカツそのものである

(2)内輪の外向き 身近な身近な自分たちが通っている病院診療所や福祉施設などを監視して文句を言う

(1)の活動の上に、自然と、自分たちが通う診療所や、作業所や、なかまたちが通う精神病院や、クリニック、デェイケア作業所のスタッフや精神医や看護婦や看護士やPSWに対して、言うべきことは言っていこうと云うことに為る。自分たちが掛かっているところに言っていくからこそ、真にキビシい最も確実で実際上のセーカツと生存が掛かった、最もセーカツに根差した『改革』の方向とは、このことに為る。この活動抜きでの(4)の活動はあり得ない。まずは、自分たちが掛かっているところを、セーカツが掛かっているトコへ、いのちが掛かっているトコへ自然に、セーカツの中で、セーカツを掛けて『変える』、だからこそ難しく、だからこそタイヘンだけれども、また得るものも大きい。だって、キチガイの生存が掛かっているから、、、本当に、、

(3)外輪の内向き お客さんとレクや食事会で交流していく

(1)のレクや食事会の時に、たまに、一緒に、来ませんかと、コチラの方から誘うことがある。少し距離があるけれども、もしかしたら、精神病患者会のことを少しは少しは、分かってくれるのではないか、理解してくれるのではないか、応援してくれるのではないか、と云う期待を込めて、お誘いするのである。(2)の活動に直結することもアル。もちろん(4)につながることもアル。ごくまれにその中から、積極的な支援者に、、、、でも過剰な期待はしないこと、、、リヨウされて裏切られて、、、、ナサケナいハナシだ、、、、この間もアッタ、、、

(4)外輪の外向き 国会学会審議会等々での法律反対やら制度政策提言やら

コレばっかりやっていて、患者会だと、当事者の全国組織だ、と云う在り様は、ナンダカナァーーーと、想ってきました。
そりゃあ、活動家団体ですよ。論客団体ですよ。国会のロビー団体ですよ。制度政策提言型活動家論客団体ですよ。まかり間違うと、御用団体になりかねない。政党や厚生省のナンタラ委員に為ったり、国会の参考人に為ったりとか、学会の理事会にでも入っていくことが、厚生省の役人や学会のエライさんに直にハナセるんだと云うようなコトが活動の中心になったり成果になったりすると、オカシなコトになりかねない。しかも、その過程でオモタいシンドいツラい病者を置き去りにし、ジャマ者扱いし、キレイ事風のリクツをこねて、排除する方向に向かうことも、多々ある

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?