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改めて夫婦とは。

知人のご夫婦が修羅場、それもあわやDV、みたいな状況だったと聞いて
驚いている。どこのおうちもいろいろあるものだ。
それからさらに驚いたのは、そんな関係でも月に数回は情交(ほんのり遠回しな表現)があったこと。そういうものなんだなぁ。夫婦ってほんとそれぞれだ。

以前から書いている通り、我が家は夫に心臓の病気があり、
興奮しちゃだめ、激しい運動しちゃだめな状況。
簡単な手術と毎日の投薬で今のところは安定してるけど、一生治らない。
もちろん情交はなく、あっても年1回の七夕的かつあっさりしたイベント。
夫自身は「情交、なくてもいい」と思ってる気配が日々伝わってくる。
挙句に「きみは外で恋愛してきてよろしい」の放流宣言。

わたしも昨年まではそのことを嘆いて、夫を罵ったり、当てつけたり、
散々傷つけ合いをしてきてしまった。
本気で離婚しようとは思わなかったけど、引越し先を探したりはしてたし。

最近思うのこと、まず一つは
「体の交わりは確かに大事だけど、
結局のところ結婚生活は人間性によって維持される」。
夫はとてもいいやつなのです。
同性として出会ってても親友になってただろう。
なのでこれまでも暮らしてこられたし、これからも暮らしていきたい。

それから二つめは、
「結婚生活を続けていくことと、わたしがわたしの幸せを追求するのは別」
ってこと。
昨年だったか、こだまさんの著書「夫のちんぽが入らない」を読んで
かなり身につまされたことなんだけど、わたしはこだまさんと違って諦めが悪い。
諦めが悪いのでとても苦しい。
恋愛も情交も諦められないから苦しい。
独身の時みたいにマニュアルもないし、
異性と深い仲になることに慎重にならざるを得ない状況で
自分の道を探している最中。
周りに説明するのも正直とても面倒だけど、諦められないなら仕方がない。

諦められないからと足掻くより、
諦めたふりして欲を抑え込んで生きていく方が、自分への罪はきっと重い。

そんなことを考えております。
さて、昼ごはんにしよ(冷製パスタを仕込み済み)

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