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オンナ人生、いつまで続くのよ

毎日毎日体重計に乗り、なかなか30を切らない体脂肪率に青ざめている。 うー、 一昨年は産後のボテボテから13キロのダイエットに成功したというのに、 コロナ禍のせいで7キロも増えやがった。 そして四十路ともなると一旦ついた脂肪はそう簡単には落ちない。 筋トレもウォーキングもやってるけど減らねぇ! それどころか脂肪の下で筋肉が育って逞しくなっている…… もう諦めてウーバーイーツでヤンニョムチキンオーダーして 食って寝ちゃおか……と揺らがない日はない。 でも思いとどまらせる理

    • ご無沙汰してます家路です。あまりにも人に会わない引きこもり生活がもう限界なのでエッセイ書く事にしました。つづく、予定です。

      • されど恋するアラフォー母たち

        □母だって恋はする 少し前に放映されていたドラマ『恋する母たち』。 原作漫画がなかなか面白かったので、放映前にキャストをチェックしようと検索窓にタイトルを入れたらサジェストで出てきたのは「気持ち悪い」ってワードだった。あぁ、世間ではまだまだ「お母さん=聖母」なのかな、見目麗しい女優さんたちがあんなに美しく演じても、大人の女性、しかも母親の恋愛は受け入れてもらいづらいらしい。ふーむ。 わたしも一応母親ではあるのだけど、正直言って恋愛はする。過去にもいくつかした。しようと思わな

        • 正直、嫉妬もするんです

          (長女の呪いの続きも書かないといけませんが、目が冴えてるので) わたし自身は結婚しているくせに、よその男に横恋慕したりする。相手は自由に恋愛して生きている野良猫のような男なので、好きになってしまったこちらが負け。ただの横恋慕とはいえ、彼の気まぐれな生き方を受け入れて愛するしか道はない。見ないようにする、人生から遠ざけるなんてことができるならとっくにしているしそれは多分恋愛とは言わないし。普段から女性が周りにたくさんいる人とはいえ、その中でも特別うんと若くて可愛い女の子をちや

        オンナ人生、いつまで続くのよ

        • ご無沙汰してます家路です。あまりにも人に会わない引きこもり生活がもう限界なのでエッセイ書く事にしました。つづく、予定です。

        • されど恋するアラフォー母たち

        • 正直、嫉妬もするんです

          長女の呪いとそのゆくえ

          真面目だねー、と呆れるように褒められる。 仕方ないんだよなと内心で苦笑しながら 「ありがとうございます」と返す。 それに続く声にならないセリフ「だって長女だもん。」は、 子どもの頃毎日母に言われていた「お姉ちゃんでしょ」の名残だ。 4歳になるまではうんと甘やかされていたはずなのに、 妹が我が家になってきた途端、「お姉ちゃん」と呼ばれ始める。 お姉ちゃんでしょ、おもちゃ独占しちゃだめ(わたしのなのに?)。 お姉ちゃんでしょ、泣くのはやめなさい(まだ4歳だよ)。 お姉ちゃんな

          長女の呪いとそのゆくえ

          四十路女と筋トレ

          先日、ひとまわりほど年下の知人男性数名と話す時間があった。 イベントのあと、軽食をつまみながらお酒を飲むささやかな打ち上げのような時間だったのだけど、そのうちの一人が長年スポーツをしていて、試合が近いからといってストイックに水しか飲まない。そこから筋トレやプロテインの話になり、彼のようなアスリートには到底及ばないけれどわたしもほぼ毎日2、30分の筋トレをすると言ったらかなり意外がられた。 確かにわたしは見るからにゆるふわおっとりの文化系、中身も堂々たる文化系の人間。学生の頃

          四十路女と筋トレ

          【小説】花に水

           ひょうたんやま。おとぎ話にでも出てきそうな名前の町にそのギャラリーはあって、駅を中心に賑やかな商店街が続いていた。アーケードの間から夏の手前の日差しが差し込んで路面のタイルの図柄がきら、きらと輝いている。数百メートルの間にも花屋が数軒あり町の活気がわかる。角の熱帯魚店の前にはふくよかな赤白の琉金が一匹ゆうらりと泳いでいる。ガラスに自分が映り込んでいるので、肩にかかる髪を軽く整えた。口紅は落ちていない。  アーケードが途切れ、右手の細い坂道を入ったところの古い木造家屋。壁もサ

          【小説】花に水

          Love me Tinder

          夫とのセックスレスにより自尊心がずっと危機に晒されているせいか、仕事家庭その他のうんざりするほどのタスクのせいか、このところ精神的にかなり追い詰められていた。出勤前、大きな窓のあるカフェで土砂降りの雨を見ながら無理に呼吸を整えた。仕事も家も名前も一切合切を捨てて遠くへ行きたくなる。自分の精神状態の決壊が近いのが手に取るようにわかった。どこかに逃げなきゃなぁ。あぁ。出勤前のカフェモカやボスの目を盗んで食べる甘いお菓子では誤魔化せなくなってきていた。第一、太りたくない。これ以上自

          Love me Tinder

          人のセックスレスを笑うな

          結婚するときに約束しておけばよかったのかもしれないけど、四十路も前半でセックスレスだなんて。まさか自分たちの身にそんなことあると思わなかった、なんてことが思いがけないタイミングと方向から襲いかかってくるのが結婚生活だ。私と夫が籍を入れてもうすぐ八年になる。 夫が息子と採ってきた、つがいのクワガタはほぼ一晩中スイカの切れ端の上で交わっていて、こんな小さな虫の営みにすら悲しくなって泣いている私は、見過ごしたりごまかしたりできない大きな問題がここにあることを思い知る。傍らで夫が

          人のセックスレスを笑うな

          セックスしてる人が偉い(気がする問題)

          なるべく誰とも仲違いせず、平穏に暮らしたい。 無理して誰かと仲良くするぐらいなら、涼しいお部屋で一人ハーゲンダッツでも食べながら呑気にアマゾンプライムで映画でも観てたい。 ケンカは面倒だから嫌い。 適切に距離を保って、風通しよく爽やかに過ごそうよ。 歳が近いからとかママ同士だからとか、 たまたまの理由でしばらくの時期、同じ空間にいるだけでしょ。 精神的にそこまで近づいたらさすがに暑いってば。 そんなわたしにも苦手な女、はいる。 こちらからふっかけるのではなく、 何かにつけ

          セックスしてる人が偉い(気がする問題)

          改めて夫婦とは。

          知人のご夫婦が修羅場、それもあわやDV、みたいな状況だったと聞いて 驚いている。どこのおうちもいろいろあるものだ。 それからさらに驚いたのは、そんな関係でも月に数回は情交(ほんのり遠回しな表現)があったこと。そういうものなんだなぁ。夫婦ってほんとそれぞれだ。 以前から書いている通り、我が家は夫に心臓の病気があり、 興奮しちゃだめ、激しい運動しちゃだめな状況。 簡単な手術と毎日の投薬で今のところは安定してるけど、一生治らない。 もちろん情交はなく、あっても年1回の七夕的かつあ

          改めて夫婦とは。

          猥談バーに行ってきたよ

          ご無沙汰しています。家路です。 昨日念願の「猥談バー」に行ってきました。 猥談バーとは、東京で開催されている「猥談を楽しく話し聞く」会員制のバー。 主催をされているのは佐伯ポインティさんという方。 ブログ等で拝見していた通り、とても可愛らしい。 赤ちゃんのようなフォルムと質感の男性です。 普段は東京で平日に開催されているので 「行きたいけど流石に無理かなー…… でもいつかは……!」と チャンスを狙っていたら、ようやく来ました!大阪での特別開催。 東京では会員にならないと(も

          猥談バーに行ってきたよ

          楽じゃなくて、楽しく

          立て続けに投稿。 そう、「四十を超えたら生きるのが楽になった」みたいな本が よく売れているらしい、という話。 本当にそうかな?と。楽になるっていいこと? 「そんなぬるい本が売れるなんて!」って嫉妬もあって、反論したい。 きっと、楽になりたい人が買う本なんだろうね。 四十を越えても友達と群れて、その中でマウンティングしあったり、 常識振りかざして人の恋愛を断罪したり、 そして、ひとりになれば誰かの生き方と比べて不安になったり。 つまり不安であるがゆえに楽になりたいのかな、と。

          楽じゃなくて、楽しく

          生きてますよ(生存報告)

          ご無沙汰しております。 数ヶ月に渡ってこちらには何も書かないでいました。あぁ。 思うことはたくさん、たくさんあったのですが、なんともまとまらず。 「女性が年齢を重ねていくこと」については毎日考えていて、 本やネットで触れた情報を材料に内側に日々育てている自分のカオスの中で ぐるぐると時間を過ごしているうち、 スコンと見晴らしのよくなる瞬間がいくつかあり 『……ひょっとして、楽しく生きていくことが、いちばんROCKなのでは!』 と、別にロックミュージシャンでもないのに、そんな結

          生きてますよ(生存報告)

          投票結果をみようとつけたテレビで、思いがけず昔の恋人の晴れ舞台をみた。素直に嬉しかった。

          投票結果をみようとつけたテレビで、思いがけず昔の恋人の晴れ舞台をみた。素直に嬉しかった。

          最近CHAIやあっこゴリラちゃんなど若い女性アーティストの作品をよく聴く。メディアのいうモテとか愛されに惑わされてなくて清々しい!かっこいい。モテも愛されも40過ぎてやると主体性のない印象になる、期間限定の小手先テクニック。自分を貫いてれば欲しいものをちゃんと捕まえられる。

          最近CHAIやあっこゴリラちゃんなど若い女性アーティストの作品をよく聴く。メディアのいうモテとか愛されに惑わされてなくて清々しい!かっこいい。モテも愛されも40過ぎてやると主体性のない印象になる、期間限定の小手先テクニック。自分を貫いてれば欲しいものをちゃんと捕まえられる。