FXで勝てない理由は人それぞれですが、主に以下の4つが挙げられます。FXで利益が出ずに悩んでいる方は、自分のトレードがこれら4つにあてはまっていないかどうか確認してみてください。
絶対に勝つ方法はないですが、これをしたら絶対勝てないよねって内容です。
これはFX投資だけに限らず、絶対に成功する方法を考えるのってとても難しいと思います。
でもこれをしたら絶対に失敗するよねってことは意外と思いつくと思うんです。まずはそれを潰して、失敗する可能性をいかにゼロにできるかが大事だと思います。

では、本題に移っていきましょう！

▼損切りのルールを守れない
FXで勝てないトレーダーの多くが損切りルールを守れていない、もしくは損切りルールを作っていません。損切りとは損が出ているポジションを決済して損失を食い止めることです。FXですべての取引を利食いで終わらせることはほぼ不可能であり、トレードルールに沿って思惑と逆の方向に相場が動いた場合にはポジションを損切りすることが重要です。人は利食いが早く、損切りを避ける傾向があり、これを「プロスペクト理論」と言います。FX取引で損切りはじめのうちは難しいですが、損切りしてポジションを減らすことで資金面・精神面で余裕ができ、自身のトレードを冷静に振り返ることができるでしょう。

▼レバレッジを高くかけすぎている
レバレッジはFX取引における大きな魅力的の一つですが、ポジションを増やすことができるからといって安易にナンピンや、高レバレッジを用いて取引することはおすすめできません。原点に立ち返りレバレッジが高ければロスカットのリスクが高いということを意識して、自身のトレードルール・手法に合っているか検証してみましょう。たとえばスキャルピングは短期的に高レバレッジをかけて数pipsのレート変動を狙う手法ですが、資金管理がタイトになるため相場の急変時に損切りが間に合わないことに注意したいです。証拠金が少ないとロスカットになりやすいことはFX取引の大原則であるため、資金管理を見直すことも大事です。

▼相場の流れをつかめていない
FX取引で利益を獲得する上で、相場のトレンドに乗ることは非常に重要です。相場を分析する手法は「ファンダメンタル分析」と「テクニカル分析」の大きく２つがあり、それぞれの仕組みを理解して相場のトレンドを見極めることが大切です。チャートから相場のトレンドがつかめない場合は取引回数を減らしてみたり、普段とは違う分析を取り入れたりしてむやみに取引を重ねないように注意したいです。また、レンジ相場（ボックス相場）は一見簡単そうに見えますが、実際にはエントリー難易度が高いため、レンジアウトしたときに損切りができるように逆指値注文をセットし、トレンドが出てきたタイミングで流れに乗ることを意識しながら取引に臨みたいです。
>ファンメンタルズ分析とテクニカル分析について詳しく知る

▼分析が不足している
相場分析が不足していると利益チャンスを逃すだけでなく、不必要なトレードが増えることで小さな損失が積み重なってしまうことがあります。どちらかに偏った分析は相場の状態によって機能しないため、「ファンダメンタル分析」や「テクニカル分析」を通じて様々な角度から分析することが重要です。特に取引する通貨に関連した政府要人の発言や中央銀行の声明、政策スタンスについては情報収集を怠らないようにしましょう。また、取引手法においても損益にかかわらず取引後に振り返ることはもちろん、インターネット上のトレード手法を安易に信じるのではなく、チャート分析を通じて過去の相場をしっかりと検証しましょう。