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化粧品は女にとって高価な栄養ドリンクのようなところがある。新しいものを一つ買うだけで、薄暗く沈んでいる気持ちもたちまち和らぐような不思議さ。 その中でも圧倒的に華があるスターアイテムはアイシャドウではないだろうか。もちろん肌の底力を上げてくれるスキンケアアイテムや顔の雰囲気を一新してくれるチーク、艶やかな魅力の象徴とも言えるルージュ。どれもこれもが素晴らしいけれど、メイクボックスの主役とも言えるアイテムを問われれば私はやっぱりアイシャドウだと答えてしまう気がする。 シャネ
夏が終わったことを皮膚で感じると私はそそくさと秋の支度に取り掛かる。 茹る暑さの中ウールやファーを触るのは少しも心地良くなんて無くて、とてもじゃないけれど早め早めに手をつけることなんて出来ない。こればかりは季節が移ってくれる以外に手立てはないのだ。 そんな中、近年私に秋の訪れを教えてくれると共に季節のスイッチを美しく切り替えてくれるのがディプティックのコレクション34というシリーズ。これはいつも夏の終わりに発売されるのだけれどミモザや遅咲きのジャスミンといったメロウなモチ
端麗な香り。私がジョー マローン ロンドンと聞いて思い浮かべるのは、そんなイメージ。 折り目正しく麗しいながらも決してつまらなかったり、ありきたりな訳では無い。きっと人間でいうならとびきりの美人だから「美女は三日で飽きる」なんて言葉が出鱈目なんだと思い知らされる。そうかと思えば、フレグランス コンバイニングなんていうとっておきの遊戯だってスマートに愉しませるコケティッシュさも余裕綽々で併せ持っている。それがジョー マーロン ロンドン。 私がジョー マローン ロンドンのアイ