思い上がりは視線に出る

歳を経れば経るほど実感するのは、自分が思っている以上に自分の良くない部分、とりわけ傲慢な考えは他人に伝わっているということ。
人よりも自分が偉いと思っていたり、見下すような感情ほど、相手に感度良く届く。それは、特に付き合いのない、街中で単に数秒すれ違っただけの相手でさえも。

たとえば軽くぶつかった時、すかさず自分の荷物や服にだけ視線がいって、相手のスマートフォンが落ちたことになんてお構い無しだったら?
そもそもぶつかったこと自体特に気も留めず、スタスタと歩いて行ったら?
それこそどんなに綺麗にしていても台無しだと思われてしまうかもしれない。

必要以上に遜るのも少し違うとは思うけれど、常にAfter you.の気持ちは心に留めておきたいし、もし私の存在を尊重して貰えることがあれば、決して当然とは思わず、その気配りに対して(心の中でも)小さく手を合わせられるような自分でいたい。

「嬉しいです、ありがとう」という気持ちも、築き上げた愛情や信用がいとも簡単に崩れ去るような思い上がりも、驚くほど視線や指先に出ているということを忘れずに。

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多謝
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前田紀至子

気儘日記

毎日のように書くかもしれないし、思い出した時に書くかもしれない。
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