2022_0522_本読み
<1083字>
冒頭の写真:
ミツバの花。
最初は、根付きのミツバを植えといたもの、と母が言っていました。
最近庭を見る必要に迫られて、ますます気づくのですが、
ミツバは、もはや数十年(?)にわたってはびこっています。
これで種ができて、増えてるんですね(当たり前ですね)。
今年は種をしっかり見とどけよう!
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5月22日(日)は以下を読みました。
『虹の解体』
リチャード・ドーキンス 著
福岡伸一 訳
早川書房
第1章 日常性に埋没した感性
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イカの話がすごかったです。透明なその体には自在に色を映し出す仕組みがあり、理論的には映画を映すこともできると、書いていました。
著者は、それはイカの表現である、と書いていましたが、きよもとさんが見たテレビ?かなにかでは、イカは夢を見る、と表現していたそうです。
日常では眠ってしまっている「自然」を感じる感覚を起こし覚ますには、
こういう自然の驚異を知る、というだけでも随分いい、ということですね。
(音読した人:山崎)
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『学問のすゝめ』
福沢諭吉 著
岩波文庫
十一編 名分をもって偽君子を生ずるの論
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雇われている側は、いわれたことをこなしていればそれでよし。
雇っている側も、指示通りにやっていればそれでよし。
このような関係が、
「名分をもって偽君子を生ずる」
の温床となる、んでしょうね。
今の、コロナの検査その他でも、これを感じる場面がたくさんあるな、と思いました。
(音読した人:めいさん)
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『目の見えない人は世界をどうみているのか』
伊藤 亜紗 著、光文社
第3章 運動 見えない人のからだのつかい方
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ボルダリングとマッサージが似ていると
「見えない人」である難波さんが言っていました。
この感触!
だとすれば、この向きでこんなふうに力を入れればいいなとわかる。
そんなことを、頭では理解できます。
ブラインドサーフィン、というものもあるのですね。
見えない状態で、海の水に入る、というのは相当に怖い
とは、めいさんの感想でしたが、山崎もそう感じます。
(音読した人:こいでさん)
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『本の中の世界』
湯川秀樹 著
岩波新書
「わが世界観」「晩年に想う」
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アインシュタインについての一文。
世界連邦に対して違和感を持つ人が多い、ということと、
一般相対論に対して違和感を持つ物理学者が多い、ということが
どこか似ている、と表現していました。
その前に、湯川さんの
〈私自身はしかし、多くの人とは反対に、特殊相対論の世界から抜け出そうとして、もがきつづけてきた。〉
という表明がありました。
流されず、自分の頭で考えよう、という意志を感じました。
(音読した人:きよもとさん)
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