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2022_0903_本読み

<1061字>

冒頭の写真:
中が何かわからないくらい、溢れるようなキカラスウリに覆われた、植え込み。ドウダンかな?

少し気温が下がって雑草の元気がすごいのかもしれない。
(夏の時期は雑草刈はしないのかもしれませんね。)
表参道付近の団地ではマルバルコウソウがこれをやっていた。
(久々に街に出たな。)

つる草って恐ろしい。



9月3日(土)は以下を読みました。

『虹の解体』 リチャード・ドーキンス 著

福岡伸一 訳
早川書房
第 11 章 世界の再構成リウィーヴィング 365ページまで

チリチリした細かい色斑の中から、何かが立体的に浮かび上がるタイプの立体視。英語だと、ランダムドットステレオグラム。ハンガリーの心理学者ベラ・ユレシュが開発したもの。
zoom終わったあと、検索して試したけれど、
空間のキラキラする感じとか透明感とか、どうして現れるんだろう、
っていう不思議をあらためて感じました。

これらも、
そして、現実に見えているものも全部
脳の作り出すイリュージョン
ということが、本当にすごいです。

そうかー、オキュラスで見てても、全部、そういうことなのか。

「現実」は触ってるとか、嗅いでるとかも全て全く巧妙に「象形成」に役立ってるから、イリュージョンとは全く思えない。

(音読した人:山崎)





『畏るべき昭和天皇』    松本健一 著

新潮文庫
天皇の戦争責任その1 近衛との確執

「天皇は「自決」すべきと近衛は言った」という小見出しが、なかなか衝撃的に感じました。実際に自死したのは近衛の方だったですし。
統帥権、というものをどう扱うのか、ということだと思います。

(音読した人:こいでさん)





『塩一トンの読書』    須賀敦子 著

河出文庫 
わがこころが愛するものへ

フェデリコフェリーニの「アルマコルド」を讃えていました。
イタリア人が、そのうちの「ロマーニャ人」に対してとても感じること、の一つとして。フェリーニやムッソリーニはロマーニャ人だそうです。

(音読した人:きよもとさん)





『学問のすゝめ』  福沢諭吉

岩波文庫 解題 小泉信三

この解題、言葉づかいが難しいので、いつ書かれたものなのだろうと思っていましたが、昭和17年でした。
漢字も、わきまえない、とか、漸々ぜんぜんと、匆々そうそうと筆をすすめる、などが読めなかったです。

それはさておき、初編だけで完結したはずのものが、大人気で売れたため、1年後に2編、以降17編まで書き続ける、という形で完成した、ということに驚きました。

(音読した人:山崎)





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