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バス便しかなく不便と言われた多摩住人は電動自転車レンタルを推す

東京都府中市美術館、企画展のセンスがユニークなことで知られていますが、交通の便が良いとは言い難い立地なので、こんなトピックが目に入ってきたときも、そうねー。って感想でした。

美術館公式にある地図を拝借すると、どの駅からも「まんべんなく遠い」という主張にもうなずけようという。

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トゥギャッターにまとめられている通り、コミュニティバスが美術館の目の前に停まるので最も利便性は高いのですが、たとえば府中駅を通るコミュニティバス4路線から正解にたどりつくのには、まあまあなリテラシーが要求される世の中。
そういうのがイヤだから徒歩、という選択肢が結局いちばん多い気がするのですが、せっかくなので本日は、さらなる別のリテラシー必要案件、レンタルサイクルについてご紹介させてください。
ヘッダ写真にキャプチャした通り、HELLO CYCLINGというサービス、府中駅近辺にステーションがいっぱいあるので。

なおこのサービス、多摩地域ではさくらコマースという地場の企業が2017年に「のりすけ」という名称で導入したもの。
府中・国分寺を中心に、調布・国立・そして多摩川対岸の稲城あたりまでを対象に拡張したものの、その後、さくらコマースは当該事業を停止。
サービスプロバイダーのHELLO CYCLING、および別企業に引き継がれています。サクラバクシンオーの馬主企業が運営してる電動自転車に乗りたかったぜ。というひとには、ちょっと残念なお知らせですけれど。

使い方は以下の記事が書かれた当時から大きな変化はありません。

・月額費用は不要
・アプリストアで「HELLO CYCLING」を検索
・会員登録はウェブサイトからも可能

・どのタイミングで入力するのか分かっていませんが「紹介コード」なるものがあって、30分無料乗車クーポンがもらえるらしい。よろしければご活用ください → m46z8o1ddC
・決済はPayPay、クレジットカード、キャリア決済などに対応
・我が家の自家用車がついに寿命来て、次のクルマが来るまでの間、けっこう活用していたので、先輩ユーザーとして申し上げておきたいことは
「電池残量には気を付けろ」
「返却ステーションの空きにも気を付けて」
以上の2点です。

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これ、たった今キャプチャした府中駅前の自転車の状態ですが、電池残量がぜんぶアカン感じなの、お分かりですか。

また、返却は全国どこでもHELLO CYCLINGのステーションであれば可能ですが、空き枠が無いとダメなため、たとえば府中駅の近辺で借りて、ようし70円で返却だ。
って計画を練るなら、あらかじめ返却予定のステーションが空いているかどうかの確認は必須です。
借りた直後から可能になる「返却予約」機能を使うなど、いろんなサイトを見て、予習していただくのがよろしいかと。

なお府中駅前のステーション、ちゃんと返却しない状態が続いてるのでもう閉鎖してもいいんだからねッ。って運営が不機嫌になっていました。
利用者各位はマナーを守って使わないと、ですね。
結局のところ、こういうサービスって利用者ひとりひとりが「自分さえよければOK」ってマインドだと、長続きしない。地域住人の何かが問われるやつ(by 近隣住人)。

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