強迫性障害、孤独な戦い。黒に侵食される毎日。
"強迫性障害"って字面、恐ろしいやばい病気みたい。けどその実態を知るとなんだか呆気なくて、なんだそんなことって思われるでしょ。
名前のインパクトの強さに対して症状として書かれる言葉が凡庸すぎて。
何度も確認する。とか、何度も手を洗う。とかさ。
いちばん理解してほしかった人が、「バカみたい誰でもあることやん」ってまなざしで情けない娘にため息をつく。
ぼくはこれ以上自分が頭がおかしいんだって責めないようにうつむいて口を閉ざすことにした。
理解されるのが難しいこの地獄の中にいるようなメンタル。
すごい孤独。
俳優の佐藤二朗さんがツイッターで強迫性障害だと告白したってヌース見てえっつそうなのって思ってネットで検索した
ずっと自分の中でホトケって呼んでた人。すごいなぁって思ってた人が自分と同じだった。言葉、泣いた。
共感は烏滸がましいのだけどその告白に花束を示したいツイッターでいいねしたい。
だけど、したいんだけど、なかなか、いつもSNSにログインするのが困難。
強迫が作動して、自分がなにか変なミスをやらかしてないかって何十回も確認して、わからなくなって、吐き気がしてきて、ただツイッターを見て投稿したりあははって人のツイートを見て閉じるってだけの行為がどうにも難しくて、止まらなくて、どんどんメンタルが死んでいって、内側が真っ黒になる。ダメ人間すぎて死にたくなる
ログアウトするまでの体感と疲弊がおぞましくてあんま居られなくて他人から見たら全然浮上しない人になってしまってる。
本当は普通に楽しみたい。なんでも
外に出ると強迫からくる行動で頭のおかしい人だって思われてるんだろうなぁ消えて無くなってしまいたいなぁって死にたくなりながら変な行動が止められない。
何回数えても数がのみこめない自分が情けない。
こんなことも簡単にできないんだって自分を微笑う自分が遠くで眺めてる場所で、普通なら1秒で終わることを延々やり続けてる。どんどん息苦しくなって底から湧き上がる黒い炎が喉もとを覆い尽くす頃やっと解放される
治療は、諦めた。精神薬をのむと感情が鈍麻してくから。
自分が楽になることより表現を尖らせてくことを選んだ。
だからなんも言えない。
この辛さとか苦しさは誰にも理解されないって閉ざしてしまってるし治そうって動かない自分にはなんの権利もないって思えて。
ホトケが言ってた、「根治を諦め、共生を決める」素敵だな
この辛さは死しか治せないって自分は思っちゃうんだ
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