モモの瞳という秘宝

モモの瞳という秘宝がある。使うとしたら秘法。
モモの瞳は相手が投げてくる言葉を聴く。言葉は大抵の場合強要をするために使われているが、それを知っていればモモの瞳で見つめることができる。相手の言葉は聴く。それを窓口にして相手の感情と本当にしたかったことを見通す。占い力だね。相手の攻撃が相手の情報を教えてくれるのだ。しかし言葉は本来は攻撃の為だけにあるわけでなく、分かち合うことを円滑にするために使いたいものだから、相手にもそれを思い出してもらいたい。モモの瞳はそこまで届く。それはこのような態度だと思われる___私の言葉は強要でない。たんなるお願いであるから、それを叶えるかどうかはあなたの自由。あなたの言葉は支配の言語であったが、あなたの本当のニーズはそんなことではないはず。もっとよく思い返して。具体的に、どんな気持ちになって、具体的に、何をしてほしかったの?

多くの人が自分より弱いものをコントロールしたくて、強要の言葉をつかう。恥をかかせたり、謝らせたりして、コントロールする。そんな人たちがみな、本当のニーズを見失っていて、勝ちたい、正しいのは自分だ、ルールを熟知している、と。そんなゲームをしていて、1番を目指してる。しかしそれは後天的なもの。原始的なニーズが大事なんだ。そしてコミュニケーションはそのニーズを把握した上でのリクエストであるべきなんだ。いや、もともとそうだったはず。社会に触れ、ルールを守った側とルールを破った側に分けられて、罰と報酬によってコントロールされる。自分はルールを守ったぞ!罰されるのは悪いやつだ!俺は悪くない!たすけろ!と。

まずは自分のニーズの把握をし、相手に強要をしないこと。お願いをすること。叶えられたときに感謝をし、叶えられなかったときに落胆をあいてに見せないこと(それは強要だから)

そして相手はバリバリに自己を見失っているのが常。勝ちたいし強要まみれの人間。そんなひとにまず、強要に服従しない。泣いたりわめいたり怒鳴ったり様々に強要を誘う赤子のような大人。どうして、なぜ?とセラピーを開始して、自己観察を促す。上手くいけば相手は本当のニーズが何か気が付き、甘える必要がない事が解り、またとても簡単な具体的な行動を見付ける事ができる。

そんなに物語のように上手くはいかない。
でもそのような態度をとっていくしかない。
あとは祈るだけ。グッドラックあんどアイラビュー愚かな人間。

今まではベッポの背中で生きてきたけど、これからはモモの瞳のことも、高解像度で理解したよ。

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