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しってる→してる→し続ける

四年前(2020年)の今日、メルマガで配信した内容をシェアします。



先日、遅ればせながら洗車をしました。

本当は新年を迎えるまでにきれいにしておきたかったのでWISH LISTにも書いていたのですが、何となくやり過ごしていました。

忙しくて手が回らなかった・・・わけでもなく、ホントにただ「何となく」です。



我が家には2台の車(SUVとコンパクトカー)があるのですが、まずどっちから洗おうか考えました。

どうでもいいことかもしれませんが、こういうちょっとしたところにきちんと意図を持ちたいからです。

そんなボクが出したのは、ボクがいつも通勤で使っているコンパクトカーからという結論でした。

理由は「車体が小さいから」です。

小さいからパッとすぐに取り組めそうだったからです。



「これならできそう」とか「できるかもしれない」ってやる気につながります。

何かを始めるときには、小さな一歩から踏み出すことを大切にしています。

その小さな一歩で満足すればそれで終わればいいし、もっとしたいって思えばもっとすればいいと思っています。



元メジャーリーガーのイチローが高校生の頃。

彼は部の練習以外に、必ず1日10分の素振りをしていたそうです。

それは何があっても休むことなく365日続けられました。

確かに毎日続けることは素晴らしいことですが「えっ、10分だけ?」って、正直少し拍子抜けしたのを覚えています。

これについて彼はこう付け加えました。



「10分だけじゃないです、最低10分です。」



甲子園に行くため、プロ野球選手になるため、メジャーリーガーになるためとはいえ、続けられないような練習では結局しないのと同じこと。

高校時代のイチローは、自分の中で「これなら毎日できる」という10分の素振りを「最低レベル」に据えたのです。

だから、バッティングの調子が悪い時には何時間もバットを振り続けたこともあったそうです。

イチローは決して、1日10分「だけ」素振りをしてプロ野球選手になったわけではないということです。



高く立派な目標を掲げて「よしやるぞ!」と自分を奮い立たせることでがんばれる人ももちろんいます。

ただ、できそうもない目標や続けられそうにない目標ではなく、まずは「これならできる」という目標から始めることでがんばれる人もいます。



何事も続けないと成果が現れないことは誰もが「知ってる」こと。

その「知ってる」ことを「してる」に変えて、さらに「し続ける」人だけが成果を出せるんだと思います。



そんなボクとあなたをつなぐ今日のしつもん

「これならできそうなことは何ですか?」



きた@ イチローの生涯通算安打数『4367本』をメルマガで越えるには12年

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