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施術による刺激の考察

▪️はじめに

みなさんこんにちはマルヤです!
今回は施術の刺激についてお話していこうと思います。

この記事で一番お伝えしたいことは
『施術の強さの決め方』
というところです。
そこに注目して早速いきましょう!

▪️こんなときどうしてる?

みなさんも一度は
「少し強めにやって!」
「痛いくらいでいいから!」
なんて言われたことありませんか?

こんなときみなさんはどうしていますか?

  1. デメリットを説明して強くしない

  2. 言われた通りに強くする

だいたいがこの二択だと思います。
マルヤは後者のことが多いのですがみなさんはどうでしょうか?
その理由をお話するのに
「侵害刺激」というワードを説明する必要があるので
まずその話をしたいと思います。

▪️マルヤのいう「侵害刺激」とは

侵害刺激という言葉を調べると
→組織損傷を起こす、またはその危険性がある刺激のことであり
 その刺激により発痛物質による痛みを感じるものである
ざっくりまとめるとこのような感じです。
これをみると
じゃあ刺激は弱い方がいいんじゃないの?
と思う方もいると思います。

しかし、
手技による「侵害刺激」という言葉の解釈はマルヤの中で少し違っていて
→患者さんが不快に感じる刺激
というのがマルヤの手技による「侵害刺激」の解釈です
施術においては単なる「痛み」だけでなく
「快刺激」か「不快刺激」なのかというのが大事だと考えます。
ここから先はこの考えが前提でのお話になります。

▪️改めて刺激をどうするのか?

では先程のひとつ目から考えていきましょう。
1. デメリットを説明して強くしない
かつてのマルヤはこうしていました。
強くしたらその刺激に慣れてしまうし。。
組織がその刺激に対してさらに硬さが出てしまう可能性もあるし。。
強くしてもいいことないんじゃ。。。
こんなことを考えていました。
しかし、
マルヤの「侵害刺激」の解釈からすると
弱い刺激もその人にとっては「侵害刺激」となり得るわけです。
要するに弱い刺激がその人にとって不快に感じるということです。
この考え方をし始めてからあえて弱くする刺激をすることが少なくなりました。

そして二つ目です
2. 言われた通りに強くする
最近のマルヤはこうすることが多いです。
なぜなら
強くした刺激がその患者さんにとっての『快刺激』になる可能性が高いからです。

弱い刺激のままで
あまり気持ちよくないな。。。
なんか思っていたのと違う。。
効いている感じがまったくしない。。
というネガティブな感情になるかもしれない
ということを考えると強い刺激を与えるということも悪ではないと思います。
(程度はありますが、、)

メリットだけでなくデメリットがある
ということも頭に入れつつ施術の強さを決めていくことが大切になってきます。

▪️さいごに

マルヤはこのようなことを考えながら施術をしています。
みなさんそれぞれ色々なことを考えて施術をしていることでしょう。
この記事の『施術の刺激についての考え方』が
少しでも臨床においての考え方の参考になると嬉しく思います!
今後も記事を更新していきますのでよろしくお願いします^^
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